試し読み

新装版 観経疏に学ぶ 玄義分2 (単行本)

単行本

親鸞の思想形成のあとをたどって、私塾「聞光学舎」において、若き求道者達と共に読み、考え、語り続けてきた10年余の講義の集大成

著者 廣瀬 杲
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2022/12/15
ISBN 9784831865915
判型・ページ数 4-6・280ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり

親鸞の思想形成のあとをたどって、開かれた自由な私塾「聞光学舎」において、若き求道者たちとともに読み、考え、語り続けてきた10年余の講義の集大成。

第八章 仏言に帰す 経論和会門
  一 経論和会門の大要
   総説
   『観経』所被の機
  二 講師の経文理解
   大乗の聖人―上輩段
   小乗の聖人・世善の凡夫人―中輩
   段大乗始学の凡夫―下輩段
  三 道理破
   諸師の上輩段理解を排す
   諸師の中輩段理解を排す
  四 返対破
   (1)上輩段
     遇大乗の凡夫
   (2)申輩段
     遇小乗の凡夫
   (3)下輩段
     遇悪の凡夫
  五 顕証破
経典の決定点
  学仏者の基本姿勢
   耳根清徹
   仏教の革命
   如来如実言
   むすぴ
  六 会通別時意
  (1) はじめに
   善導の着眼
   四意趣
   別時意趣に立つ論難
   道綽の精神
  (2) 往生と成仏の分位
   恣意の批判
   不退転の一行
   期待不要の実践
   外道化
   顛倒の見
   無私の謙譲
  (3)六字釈
   孤願虚行
   願の相続である行
   愚人を聞く
   招喚に遇う
   声にまでなった阿弥陀の事実
   帰命の実義
   帰命と院生
   不回向
   無限の現行
   行である仏
   本願名号正定業
   むすぴ
  七 二乗種不生
  (1)はじめに
   回向と酬報
   講師の主張
   論難の根拠
  (2)是報非化
   報仏・報土の客観的論証
   報仏・報土の主体的論証
   報仏・報土の傍証
   報・応・化の混乱
   応現する化仏
  (3)五乗斉入
   未覚の分限
  「如化」と「非化」
   如化―一切色・法
   如化―三十七道分・十八不共法
   如化―全存在者
   非化―誑相なき涅槃
   具体的事実の認識
   乗彼願力
   五乗斉入
  (4)二乗種不生
   独断を排す
   如実なる聞信
   浄土の性格と浄土往生の資格
   往生無碍

 第九章 絶対現実へのめざめ 葦提得忍門
  (1) はじめに
   善導の視点
   忍の脱自的領解への批判
   忍の実存的領解
   弘願顕彰
   具仏得忍の事実
   常識的宗教論の観破
  (2) 見仏得忍
   見仏の解釈と事実
   二尊の呼応
   期待無要の信
   本願所成の妙華
   救済の予告・事実・確証

 第十章 仏事の成就 結文
   むすび

SHOPPING ご注文

2,200円+税

試し読み

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 文庫5周年特設サイト

  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • 寺院コム