新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
親鸞の死生観とビハーラ活動の理念と実践の融合的研究 下【龍谷叢書60】
「死に直面する人間の苦悩や願い、死別の悲しみにどう向き合えばよいのかという臨床的課題に対し、仏教・浄土教の死生観と死の看取り、親鸞浄土教の死生観と救いを考察しながら、仏教を背景としたビハーラ活動の基本姿勢を問い直す、上下全2巻。
上巻では、主に仏教・浄土教を基盤とした死生観と死の看取りについて考察されています。
また下巻では、主に親鸞における愛別離苦への姿勢について究明し、ビハーラ活動の理念と実践について、親鸞浄土教の死生観と仏の救いに基づいて整理が行われています。
第一章 仏教における愛別離苦の把捉
第二章 親鸞における愛欲の破捉
第三章 親鸞における愛欲・恩愛の把捉
第四章 親鸞における愛別離苦への姿勢―悲しみとともに生きる
第五章 東日本大震災の死別悲嘆に学ぶ―仏教からのグリーフケア
第六章 怨みと悲しみを超える道―ヒロシマ原爆被爆者の願いに学ぶ
第三部 ビハーラ活動の理念と実践―浄土教における死と大悲
序
第一章 ビハーラ活動の理念と展開
第二章 ビハーラの定義とビハーラ活動の四つの柱
第三章 ビハーラ関連施設の理念と実践
第四章 キリスト教のホスピスと仏教のビハーラの共通性と独自性
第五章 臨床宗教師研修の誕生と臨床宗教師の特色
第六章 医療福祉と仏教の融合をめざすビハーラ活動の基本姿勢
結論