待宵の水平社宣言

著者 駒井 忠之
出版社 解放出版社
ジャンル 歴史・資料 > 資料
出版年月日 2024/06/15
ISBN 9784759241327
判型・ページ数 A5・220ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
全国水平社は、現在の奈良県御所市柏原で生まれ育った青年たちが中心となり、1922年3月3日に京都市公会堂で創立された。創立大会で全国水平社は、「人間を尊敬する事によって自ら解放せん」と宣言し、人間の尊厳と平等、部落解放の実現を求めて運動を展開した。
崇高な理念が掲げられた水平社宣言は、句読点を含めて655文字という短い文章のなかに、「人の世に熱あれ、人間に光あれ」という結びの一文も含めて、個人それぞれの想像力に解釈が委ねられるそんな表現が含まれている。全国水平社創立時期に書かれた西光万吉や平野小剣をはじめとする創立者たちの文章を手がかりに、水平社宣言に込められた理念や思想、あるいはその世界観を読み解く。
Ⅰ 水平社宣言への道
 1 水平社宣言の起草と添削
 2 大和同志会からの影響
 3 創立者たちの集結
 4 感動と歓喜の全国水平社創立大会
 5 全国水平社創立大会の参加者数について
 6 世界でも注目された水平社宣言

Ⅱ 水平社宣言の真髄
 1 「綱領」「宣言」「則」「決議」の一体性
 2 水平社宣言を読み解く鍵は「わしはルシファー」
 3 「兄弟よ」とは誰への呼びかけか
 4 「人間を勦るかの如き運動」とは
 5 「人間を尊敬する事」の意味

Ⅲ 水平社宣言の熱と光
 1 求められた人の世の「熱」とは
 2 仏教における「智慧の光」
 3 ルシファーがもたらす「『真理』の光」
 4 「ルシファーの蛇」がもたらした変化
 5 自身の力による「覚醒」
 6 「人間が神にかわらうとする時代」とは
 7 荊冠旗に込められた「祝福」
 8 「人間に光あれ」とは

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