火葬と土葬

日本人の死生観

著者 岩田 重則
出版社 青土社
ジャンル 入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
民俗・信仰
出版年月日 2025/05/14
ISBN 9784791777099
判型・ページ数 4-6・293ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
墓を見れば、人びとの姿が見えてくる
死者を誰が弔うのか。亡骸をどのように、どこに埋葬するのか。そして、墓はいつからいまのようになったのか――。あらゆる土地の墓をめぐり、死と向き合ってきた人びとの実像を、文化や歴史のなかからすくいとり、その礎に横たわる死生観の核心に迫る力作。
はじめに

第一章 浄土真宗門徒の火葬
1 火葬で墓がない無墓制
2 火葬で墓がある分骨墓制

第二章 火葬と土葬の歴史(1)―火葬と寺院納骨の歴史的形成
1 火葬と西方極楽往生
2 火葬と寺院納骨の浸透

第三章 火葬と土葬の歴史(2)―火葬から遺体槨納・土葬への回帰
1 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康
2 火葬から遺体槨納・土葬への転換

第四章 分骨と仏教聖人・聖地への一体化
1 高野山の院納骨
2 会津の冬木沢参り

第五章 救済の死者供養習俗
1 東北地方の仏教聖地
2 仏教聖地での死者の救済

第六章 土葬と「お墓」の誕生
1 土葬の無墓制
2 土葬の無墓制と土葬の両墓制

第七章 政治権力と死生観の文化
1 サンマイでの死の観念
2 文化の蓄積と様式

むすび
あとがき
参考文献

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