清沢満之と近代日本

清沢満之の思想が同時代と後世に与えた影響にも着目し、今後の清沢研究に新たな視座を提供する刺激的な研究入門書!中島岳志氏推薦!

著者 山本 伸裕
碧海 寿広
出版社 法藏館
ジャンル 哲学・思想 > 仏教哲学・思想
シリーズ 各シリーズ > 清沢満之
出版年月日 2016/11/08
ISBN 9784831855503
判型・ページ数 A5・285ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
近代仏教の確立者と称される清沢満之の思想を解明し、その思想が同時代と後世に与えた影響にも着目することで、今後の清沢研究に新たな視座を提供する刺激的な研究入門書!中島岳志氏推薦!
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・山本伸裕

序章 清沢満之研究の今――「近代仏教」を超えられるか?・・・・・・・・・・・・・・・末木文美士
 
第Ⅰ部 清沢満之の思想
 第一章 清沢満之の宗教哲学――自力門・他力門の概念を手引きに・・・・・・・・・・・・・氣多雅子
 第二章 親鸞と清沢満之・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西本祐攝
 第三章 教育者としての清沢満之・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・春近 敬

第Ⅱ部 時代のなかの清沢満之
 第一章 清沢満之の「信」――同時代的視点から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・星野靖二
 第二章 明治文学界の思想的交響圏――満之・漱石・子規の近代・・・・・・・・・・・・・・・・・長谷川徹
 第三章 甦る清沢満之・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・福島栄寿
 第四章 仏教思想の政治学――金子大栄の異安心事件をめぐって・・・・・・・ジェフ・シュローダー(碧海寿広訳)

終 章 現代思想としての清沢満之――そのカレイドスコープの一視角から・・・・・・・・・・・・安冨信哉

おわりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・碧海寿広

付録
清沢満之評伝――東本願寺と清沢満之(山本伸裕)
関連人物紹介(名和達宣)
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