近代仏教とは何か

その思想と実践

著者 碧海 寿広
出版社 青土社
ジャンル 日本仏教
出版年月日 2024/07/05
ISBN 9784791776559
判型・ページ数 A5・417ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり
仏教はどこから来て、何であり、どこへ行くのか。
近代において仏教には静かな革命が起こっていた。僧侶に限らず、個人や俗人が、さまざまな垣根を超えて活躍し、社会や時代のなかで仏教はその内実を再編成していった。清沢満之、近角常観、亀井勝一郎、鈴木大拙、高楠順次郎、五来重、梅原猛、瀬戸内寂聴……。「近代仏教」を透徹したまなざしで見つめる。決定版。
目次
近代仏教とは何か
A 学知・精神・国家(吉田久一と清沢満之;清沢満之と近角常観;青年文化としての仏教日曜学校―大正期における「子ども」の仏教;近代仏教と神道;日本回帰の思想構造―亀井勝一郎におけるキリスト教と親鸞;仏教ジャーナリスト大拙;高楠順次郎と親鸞―グローバル世界の仏教学者;昭和初期の仏教/キリスト教論争―高楠順次郎を中心として)
B 実践・生命・民俗(儀礼と近代仏教―『新仏教』の論説から;破戒の国の戒律論―「半透明の規範」の歴史;教養主義、生命主義、日本宗教;役行者の近代;仏教民俗学の思想―五来重について;五来重と仏教民俗学の誕生;梅原猛の仏教思想;仏教者 瀬戸内寂聴)
俗なる聖性を求めて

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