新聞掲載広告(2024年9月~) - 2025.08.22
入門近代仏教思想 【ちくま新書1201】
序章 近代仏教の形成と哲学
1 明治仏教の前提
2 近代社会と真宗
3 仏教と哲学の出会い
第一章 仏教の哲学化―井上円了
1 哲学による国民啓蒙
2 護国愛理と活仏教
3 仏教と哲学の蜜月
第二章 哲学と信仰のあいだ―清沢満之
1 学問による宗教改革
2 有限と無限の思考
3 哲学と信仰の境界
第三章 宗教体験と伝統―近角常観
1 信仰による社会形成
2 伝統仏教を体験する
3 煩悶と教養の時代
第四章 読書による救い―暁烏敏
1 書物による世界構築
2 教養主義者の救済論
3 読書と仏教の近代
第五章 私だけの親鸞―倉田百三
1 教養による自己確立
2 物語られる宗教
3 仏教の教養化
終章 近代仏教思想の可能性
1 戦時下の仏教
2 近代と仏教の想起
あとがき
参考文献