思想としての近代仏教 【中公選書30】

著者 末木 文美士
出版社 中央公論新社
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
シリーズ 中公選書
出版年月日 2017/11/10
ISBN 9784121100306
判型・ページ数 4-6・421ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 お取り寄せ
思想と実践の両面から、代表的知識人の営為に光をあてる。また浄土、日蓮、禅の思想動向を整理する。「霊性」「大乗」にも筆を及ばせ、幅広い視点から近代仏教の諸相を捉えた充実の書。
序章 伝統と近代

Ⅰ 浄土思想の近代
 清沢満之研究の今―「近代仏教」を超えられるか?
 宗派の壁は超えられるか―曽我量深の「日蓮論」をめぐって
 迷走する親鸞―『出家とその弟子』考
 愛の求道者―倉田百三
Ⅱ 日蓮思想の展開
 国家・国体と日蓮思想―田中智学を中心に
 世俗化と日蓮仏教―松戸行雄の「凡夫本仏論」をめぐって
Ⅲ 鈴木大拙と霊性論
 大拙批判再考
 鈴木大拙における「日本的」と「中国的」―『日本的霊性』を中心に
Ⅳ アカデミズム仏教研究の形成
 仏教研究方法論と研究史
 近代における仏教辞典の編纂
 家永三郎と戦後仏教史学
Ⅴ 大乗という問題圏
 大乗非仏説論から大乗仏教成立論へ―近代日本の大乗仏教言説
 大乗仏教の実践―研究状況をめぐって

終章 今、近代仏教を問う

あとがき
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