新版 真宗教団と「家」制度

「家」制度の視点から、真宗諸教団の社会構造を解明した宗教社会学における記念碑的名著が、装いを新たに約50年ぶりに復刊!

著者 森岡 清美
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2018/11/30
ISBN 9784831857057
判型・ページ数 A5・742ページ
定価 本体17,000円+税
在庫 在庫あり
「家」制度の視点から、真宗諸教団の社会構造を解明した宗教社会学における記念碑的名著が、装いを新たに約50年ぶりに復刊!




第一章 研究方針

 第一節 仏教教団の研究

 第二節 真宗教団研究の方針



第二章 寺院分布

 第一節 寺院の語義

  (一)寺院の一般的語義

  (二)真宗における「寺院」

 第二節 寺院の成立

 第三節 寺院の分布



第三章 真宗門徒

 第一節 真宗門徒の社会的性格

  (一)真宗門徒の生活態度

  (二)習俗の真宗化

 第二節 真宗門徒の教団内婚

  (一)奥能登、町野町川西の概況

  (二)川西における教団内婚

 第三節 地域門徒団

  (一)奥能登、町野町川西の事例

  (二)愛知県渥美郡波瀬の事例

  (三)広域門徒団



第四章 寺檀関係

 第一節 寺檀関係の設定とその内容

  (一)檀家制度の成立

  (二)寺檀関係の設定

  (三)寺檀関係の内容

 第二節 寺門徒団

 第三節 村落における住職家

  (一)一部落一ヵ寺の場合

  (二)飛?の毛坊主

 第四節 重層的寺檀関係

  (一)二種の重層的寺檀関係

  (二)二段の重層的寺檀関係



第五章 末寺関係

 第一節 組

 第二節 組寺関係の諸類型

  (一)報恩講の互助

  (二)葬儀の導師関係

  (三)組内の派閥関係

 第三節 近世の本坊寺中関係

  (一)寺中の成立と分布

  (二)酒田浄福寺の事例

  (三)須坂勝善寺の事例

  (四)薩摩善照寺の事例

  (五)井波瑞泉寺の事例

 第四節 近世の上寺下寺関係

 第五節 宗門法上の従属寺院

  (一)『宗規綱領』における従属寺院

  (二)『宗規綱領』に対する反応

  (三)大谷派の附属寺

  (四)附属寺制度を支えたもの

 第六節 従属寺院の独立

  (一)明治・大正期の事例

  (二)太平洋戦争後の動態



第六章 大坊をめぐる合力組織

 第一節 本流院の寺院構成

 第二節 年中行事と合力組織

 第三節 特別法要と合力組織

 第四節 葬儀における合力組織

 第五節 寺中と下道場



第七章 本末関係

 第一節 末寺役と本山の権威

 第二節 中世末の本願寺における一家衆

  (一)本願寺一家衆の構成

  (二)一家衆が果した役割

  (三)宗教的権威の問題

 第三節 近世真宗本山の猶子関係

  (一)ヤシナイゴの三種

  (二)摂家と真宗本山

  (三)門跡の猶子

  (四)五箇寺の猶子関係

  (五)猶子関係の変質

 第四節 近世の本末関係

  (一)本末制度の確立

  (二)本末関係と寺格

  (三)本末関係の性格

 第五節 明治初年の本山改革

  (一)本山の構成―専修寺を中心として―

  (二)本山の改革

  (三)本山と法主家の分離

 第六節 本末関係の変化

  (一)明治以降の本末関係の変化

  (二)戦後の本末関係の変化



第八章 真宗教団と「家」制度

 第一節 真宗寺院の相続制度

  (一)嫡系相続

  (二)家督相続と住職襲職

  (三)戦後の動向

 第二節 真宗教団と「家」制度

  (一)真宗教義と「家」制度

  (二)米国仏教会と「家」制度



要 約

補 註

追 補

あとがき

新版あとがき

索 引

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