近代の神道と社会

著者 國學院大學研究開発推進センター
阪本 是丸 責任編集
出版社 弘文堂
ジャンル 民俗・信仰
出版年月日 2020/02/15
ISBN 9784335160974
判型・ページ数 A5・751ページ
定価 本体9,000円+税
在庫 在庫あり
祭政一致の構想を掲げた明治維新。神社・神道と社会の「近代」を考える。

近代日本の国家形成とともに展開した神道の諸相を、制度、組織、人物等の多様な観点から明らかにする31論文を結集。
武田秀章 近代の「神道と社会」を用意したもの
西岡和彦 神武創業の精神と垂加神道
中村 聡 大国隆正と福羽美静の国学
高原光啓 神武創業と国家祭祀形成
小林威朗 明治前期の神職とその活動
半田竜介 平田派国事犯事件について
戸浪裕之 島地黙雷の政教論
永田昌志 扶桑教会宍野半と神道事務局直轄教会
中山 郁 御嶽教の変容と神道家
佐々木聖使 海老名弾正と黒住教
坂井久能 賀茂真淵の墓改修事業とその歴史的意義
齋藤公太 池辺義象の日本法制史研究と祭政一致論
星野光樹 近代神社祭祀と祭服
東郷茂彦 「大祓詞」変遷の軌跡と近代神道の社会対応
宮本誉士 官幣大社霧島神宮列格の背景と経緯及び待遇向上運動
齊藤智朗 「神道人」から見る近代神道史
髙野裕基 神社と教育勅語
畔上直樹 大正期神社行政と神社「森厳」問題
黒岩昭彦 高木兼寛の「神道観」
神杉靖嗣 「大日本世界教稜威会」川面凡児の神道思想
上西 亘 山口鋭之助の祭政一致構想と神社界
佐藤一伯 神宮大麻と家庭祭祀の思想
武田幸也 近代の大嘗祭論と天皇像
中野裕三 星野輝興の祭祀学
菅 浩二 D・C・ホルトムの日本研究とその時代
渡邉 卓 植木直一郎の「古典研究」と皇典講究所・國學院
小島伸之 国家神道と憲兵隊
松本久史 昭和戦中期の国学研究
藤田大誠 戦時下における英霊公葬運動と神仏抗争
河村忠伸 近代神社法制度と神社本庁
上野 誠 折口信夫の自己定位

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