新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
禅語に学ぶ生き方。死に方。向上編
美しいカラーの風景写真とともに、禅の日常性に親しんでもらいたい。
前編に倣って90の禅語を選び書き下ろしていただいた。題して「向上編」とした。
著者曰く、「齢八十六ともなれば、わが拙き人生にもそろそろ限界が来ているようにも思われ、さても本書が遺書にならねばよいが、という気持ちもある。とまれ本書が禅学ファンの皆さんに、いっそうの興を唆す機縁となり、前編に比して、一歩向上の書であれば、これぞ私の願うところである」。
前編に倣って90の禅語を選び書き下ろしていただいた。題して「向上編」とした。
著者曰く、「齢八十六ともなれば、わが拙き人生にもそろそろ限界が来ているようにも思われ、さても本書が遺書にならねばよいが、という気持ちもある。とまれ本書が禅学ファンの皆さんに、いっそうの興を唆す機縁となり、前編に比して、一歩向上の書であれば、これぞ私の願うところである」。
Ⅰ 仏はいずくに
自分の外に頼るべきものはない
心は掴むことができない
おのれの頬を抓って痛さを知れ
仏は、トイレのペーパーか
たとえ金の一片でも、眼に入れば邪魔物なのだ ほか
Ⅱ 慈悲のひかり
高く買ったものを、安く売る人がある
思いやりが、却って人を傷つける
相手を知って対処せよ
ある老師の老婆心切 ほか
Ⅲ 師と弟子と
答えは問いの中ある
金を売る人は、金を買った人なのだ
固定観念を捨てよ
師と弟子との共演 ほか
Ⅳ 賢か愚か
一を聞いて三を知るような人間たれ
天に向かって魚を求める愚かさ
自分の尊さに気付かぬ愚かさ
絵に描いた餅で腹は膨れない ほか
Ⅴ 毎日を楽しく
時は素早く過ぎていく
アッという間の人生
百年、三万六千日なり
毎日を楽しく ほか
Ⅵ 自然に生かされて
髪一筋に、宇宙が宿っている
心は水に映る月の影
雨だれの音を聴け
寒いときは寒さで、熱いときは熱さで凌ぐべし ほか
Ⅶ 頼れるものはこの自分でしかない
ここに坐っている、この自分こそ
他人の弓、他人の馬で人生は渡れない
善悪の基準は自分にある
自由とは自分を見失わないこと ほか
Ⅷ わが家の真実
賊はわが家の中にあり
定型パターンの誡め
禅は生活そのものである
家が貧しくて、冷や飯もない ほか
Ⅸ わが宝物とは何か
先祖の伝えなかったものこそ、わが家の宝
チャンスを逃がせば、千年の不覚
三日会わなかったら、別人と思え
欲望に酔ってはならない ほか
自分の外に頼るべきものはない
心は掴むことができない
おのれの頬を抓って痛さを知れ
仏は、トイレのペーパーか
たとえ金の一片でも、眼に入れば邪魔物なのだ ほか
Ⅱ 慈悲のひかり
高く買ったものを、安く売る人がある
思いやりが、却って人を傷つける
相手を知って対処せよ
ある老師の老婆心切 ほか
Ⅲ 師と弟子と
答えは問いの中ある
金を売る人は、金を買った人なのだ
固定観念を捨てよ
師と弟子との共演 ほか
Ⅳ 賢か愚か
一を聞いて三を知るような人間たれ
天に向かって魚を求める愚かさ
自分の尊さに気付かぬ愚かさ
絵に描いた餅で腹は膨れない ほか
Ⅴ 毎日を楽しく
時は素早く過ぎていく
アッという間の人生
百年、三万六千日なり
毎日を楽しく ほか
Ⅵ 自然に生かされて
髪一筋に、宇宙が宿っている
心は水に映る月の影
雨だれの音を聴け
寒いときは寒さで、熱いときは熱さで凌ぐべし ほか
Ⅶ 頼れるものはこの自分でしかない
ここに坐っている、この自分こそ
他人の弓、他人の馬で人生は渡れない
善悪の基準は自分にある
自由とは自分を見失わないこと ほか
Ⅷ わが家の真実
賊はわが家の中にあり
定型パターンの誡め
禅は生活そのものである
家が貧しくて、冷や飯もない ほか
Ⅸ わが宝物とは何か
先祖の伝えなかったものこそ、わが家の宝
チャンスを逃がせば、千年の不覚
三日会わなかったら、別人と思え
欲望に酔ってはならない ほか