新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
増補 隔離 故郷を追われたハンセン病者たち 【岩波現代文庫 社会312】
1996年らい予防法が廃止、2001年裁判で国の法的責任が明らかになった後も、ハンセン病隔離政策が終わり、回復者たちの苦しみ・哀しみが解決したわけではない。著者のライフワークともいえる、ハンセン病回復者たちの故郷への想い、人生の哀しみを伝える聞き書き。彼らの現在の声をも伝える増補版。(解説=宮坂道夫)
序-理由のないものに刻まれる生
1 収容の日
2 らいを病んだ母
3 戦争とらい
4 島での生活
5 発電所のある村-らいを病んだ故郷の人たち
聞き書きを終えて
らい者は今日も故郷を想う-一九九一年
続く故郷の拒絶-二〇〇一年
終焉期に聞こえる声-二〇一七年、ハンセン病療養所入所者へのアンケートハガキから
隔離の中の医療
あとがき-ベクトル2について
解説
1 収容の日
2 らいを病んだ母
3 戦争とらい
4 島での生活
5 発電所のある村-らいを病んだ故郷の人たち
聞き書きを終えて
らい者は今日も故郷を想う-一九九一年
続く故郷の拒絶-二〇〇一年
終焉期に聞こえる声-二〇一七年、ハンセン病療養所入所者へのアンケートハガキから
隔離の中の医療
あとがき-ベクトル2について
解説