新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
政治化する宗教、宗教化する政治 【いま宗教に向きあう4】
世界編Ⅱ
宗教がかかわる様々な問題が国内外で注目されている.
「社会の右傾化とともに「国家神道」が復活?」
「お葬式やお墓はどうなる?」
「イスラームはテロを生む宗教なのか?」
「アメリカの宗教と政治の関係は?」
――オウム事件と冷戦終結後の1990年代以降における宗教の地殻変動を理解し,向きあうための見取図を示す.
「社会の右傾化とともに「国家神道」が復活?」
「お葬式やお墓はどうなる?」
「イスラームはテロを生む宗教なのか?」
「アメリカの宗教と政治の関係は?」
――オウム事件と冷戦終結後の1990年代以降における宗教の地殻変動を理解し,向きあうための見取図を示す.
序論 公共圏と宗教のせめぎあい ……………池澤 優
一 ナショナリズムと宗教
【争点1】 ナショナリズムも宗教の代替物なのか?
第1章 三つの国の「セキュラリズム」
──南アジアからこの語の意義を考える…………… 冨澤かな
第2章 上座仏教とナショナリズム
──国家主導の宗教的ナショナリズム ……………矢野秀武
第3章 ボスニアにおける宗教共存の伝統
──ポジティブな文化ナショナリズムに向けて ……………立田由紀恵
第4章 「解放」後韓国の宗教とナショナリズム
──キリスト教を中心に ……………川瀬貴也
二 世俗・人権・宗教
【争点2】 フランスの共和主義も宗教のようなものなのか?
第5章 欧州人権裁判所におけるヴェールと十字架
── イスラームに向きあう世俗的ヨーロッパのキリスト教的な系譜 ……………伊達聖伸
第6章 イタリアの新たな「世俗性」……………江川純一
第7章 イスラーム・ジェンダー論の行方
──行動する女性たちへ ……………塩尻和子
第8章 疑似コロニアルな宗教概念に抗するスカーフ
──消費主義時代のトルコを事例として ……………澤江史子
第9章 「宗教の自由」をめぐるアメリカの分断状況
──国内の論争と外交政策 ……………ジョリオン・トーマス
三 宗教の公共化
【争点3】 宗教は「役に立つ」のか?
第10章 見えない宗教の力
──現代の生命倫理・環境倫理言説の宗教性 ……………池澤 優
第11章 宗教の社会貢献
──宗教的利他主義の実践と共生社会の模索 ……………稲場圭信
第12章 公共圏における宗教の社会参加
──世界最大の仏教NGO・慈済会の挑戦と試練 ……………金子 昭
第13章 市民社会と生命現象
──弱さと暴力に向きあう場としての〈ラルシュ〉共同体運動 ……………寺戸淳子
シリーズ「いま宗教に向きあう」について
(争点1~争点3 執筆・池澤 優)
一 ナショナリズムと宗教
【争点1】 ナショナリズムも宗教の代替物なのか?
第1章 三つの国の「セキュラリズム」
──南アジアからこの語の意義を考える…………… 冨澤かな
第2章 上座仏教とナショナリズム
──国家主導の宗教的ナショナリズム ……………矢野秀武
第3章 ボスニアにおける宗教共存の伝統
──ポジティブな文化ナショナリズムに向けて ……………立田由紀恵
第4章 「解放」後韓国の宗教とナショナリズム
──キリスト教を中心に ……………川瀬貴也
二 世俗・人権・宗教
【争点2】 フランスの共和主義も宗教のようなものなのか?
第5章 欧州人権裁判所におけるヴェールと十字架
── イスラームに向きあう世俗的ヨーロッパのキリスト教的な系譜 ……………伊達聖伸
第6章 イタリアの新たな「世俗性」……………江川純一
第7章 イスラーム・ジェンダー論の行方
──行動する女性たちへ ……………塩尻和子
第8章 疑似コロニアルな宗教概念に抗するスカーフ
──消費主義時代のトルコを事例として ……………澤江史子
第9章 「宗教の自由」をめぐるアメリカの分断状況
──国内の論争と外交政策 ……………ジョリオン・トーマス
三 宗教の公共化
【争点3】 宗教は「役に立つ」のか?
第10章 見えない宗教の力
──現代の生命倫理・環境倫理言説の宗教性 ……………池澤 優
第11章 宗教の社会貢献
──宗教的利他主義の実践と共生社会の模索 ……………稲場圭信
第12章 公共圏における宗教の社会参加
──世界最大の仏教NGO・慈済会の挑戦と試練 ……………金子 昭
第13章 市民社会と生命現象
──弱さと暴力に向きあう場としての〈ラルシュ〉共同体運動 ……………寺戸淳子
シリーズ「いま宗教に向きあう」について
(争点1~争点3 執筆・池澤 優)