隠される宗教、顕れる宗教 【いま宗教に向きあう2】

国内編Ⅱ

著者 西村 明
出版社 岩波書店
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
シリーズ いま宗教に向きあう
出版年月日 2018/10/25
ISBN 9784000265089
判型・ページ数 4-6・265ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 お取り寄せ
現代日本において宗教は、政治や社会とどのような関係にあるのか。
見えにくい部分と表に顕れている部分の両面について、歴史的経緯を押さえながら探る。

政党と宗教、召還される「国家神道」、慰霊空間、宗教判例、宗教者の社会貢献、宗教法人論、キリスト教フェミニズム、公共放送等のメディアと宗教、宗教とケア等を考える。
序論 (ポスト)世俗化論と日本社会……西村 明


一 「政教分離」のポリティックス

 【争点1】 「国家神道」は復活しているのか?

第1章 宗教が政治に関わるということ……塚田穂高
第2章 召還される「国家神道」──保守政治・宗教右派・象徴天皇の交錯……奥山倫明
第3章 錯綜する慰霊空間──ポスト戦後的状況のなかで……西村 明
第4章 宗教判例の戦後と現在……住家正芳


二 宗教の「公益性」をめぐって

 【争点2】 金儲け? それとも無私の奉仕?

第5章 大震災後の宗教者による社会貢献と「心のケア」の誕生……高橋 原
第6章 僧侶による“脱”社会活動──自死対策の現場から……小川有閑
第7章 宗教法人の公益性──二つの法人制度の比較から……竹内喜生
第8章 日本におけるキリスト教フェミニズムとその公益性……ミラ・ゾンターク


三 見えない宗教,見せる宗教

 【争点3】 宗教のメディア露出は,宗教の衰退なのか?

第9章 日本文化論の中の宗教/無宗教……星野靖二
第10章 宗教の社会活動と公共放送──臨床宗教師のテレビ表出を中心に……榎本香織
第11章 心理宗教テクニックと現代日本社会……小池 靖
第12章 ケア・宗教・世俗化における言説とその語り方をめぐって
      ──何が顕れ,何が隠されるのか……古澤有峰


シリーズ「いま宗教に向きあう」について (争点1~争点3 執筆・西村明)

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