宗教ってなんだろう? 【中学生の質問箱】

著者 島薗 進
出版社 平凡社
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
出版年月日 2017/02/15
ISBN 9784582837513
判型・ページ数 4-6・223ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 お取り寄せ
なぜ宗教はあるの? 宗教はほんとうに人を救うの? なければよく生きられない? これから宗教はどうなる?……質問形式で宗教を根っこから知り、今の視点で考える入門書。
はじめに

第1章 人はだれでも宗教心をもっている? 
 1 見えない何かに感応する
 2 死者と向き合う
 3 「いただきます」「ごちそうさま」―いのちの恵みへの感謝
 4 お詫びのこころ―弱さと直面する
 5 祈る、念ずる、願う
  ほか

第2章 宗教はなぜ、どこで、どんなふうに生まれたの? 
 1 枢軸時代と宗教の起源
 2 自然と宗教
 3 トーテミズムが宗教のはじまり? 
 4 トーテムとイエスの死
 5 救済宗教の誕生
  ほか

第3章 宗教は人を救ってくれるの? 
 1 ブッダはなぜ出家をしたのか? 
 2 四つの門と母の死
 3 菩薩としての前世―自己犠牲
 4 アショーカ王の気づき
 5 やがて権力者が宗教を庇護しはじめた

第4章 宗教は危ないものなの? 
 1 宗教は「危ない」の?
 2 宗教は争いを生む?
 3 それでも根強い宗教への信頼
 4 聖書にみる「平和」の言葉
 5 仏教の暴力へのこだわり
  ほか

第5章 宗教は暴力を超えられるの?
 1 イスラームは「政権=宗教」
 2 人はカリスマを待望しているの?
 3 イスラームの分裂
 4 宗教の平和への貢献―ガンジーの非暴力
 5 家族はエゴのはじまり?
  ほか

第6章 日本の宗教にはどんな特徴があるの?
 1 「宗教」の語源
 2 平和な世なら宗教はいらない? 
 3 埋葬にこめられた祈り
 4 「自力」と「他力」
 5 「道」と宗教

第7章 これからの宗教はどうなるの? 
 1 現代人と宗教
 2 スピリチュアリティの登場
 3 救いの多様化?
 4 宗教回帰、日本は?
 5 宗教を学ぶこと、実践すること

おわりに
参考文献

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