近現代日本の法華運動

著者 西山 茂
出版社 春秋社
ジャンル 日本仏教 > 日蓮宗系
出版年月日 2016/07/20
ISBN 9784393173756
判型・ページ数 A5・398ページ
定価 本体4,500円+税
在庫 品切れ・重版未定
大正から戦後にかけて急成長を遂げた法華系在家教団の特徴を、天皇制や日蓮宗との関係から、個別の教団の展開を追いながら解明。独自の戒壇論と日蓮宗内の内棲教団という他の新興宗教には見られない側面が、各教団にどのような影響を与えたのか。日蓮宗義と法華系在家教団の歴史と実像を明らかにする画期的な書。
はじめに

Ⅰ日蓮主義と近代天皇制
 第一章 近代天皇制と日蓮主義の構造連関―国体をめぐる「顕密」変動
 第二章 「賢王」信仰の系譜―国柱会信仰から東亜連盟運動へ
 第三章 石原莞爾の日蓮宗義

Ⅱ 法華系在家教団の成立と変容
 第四章 佛立開導・長松清風の周辺体験と思想形成―在家主義の誕生
 第五章 本門佛立講の成立と展開

Ⅲ 法華系在家教団の展開
 第六章 仏教感化救済会の設立者・杉山辰子とその教団―法華系新宗教史研究の「失われた環」の発見
 第七章 法音寺開山・鈴木修学とその教団―内棲型「実行の宗教」の軌跡
 第八章 戦後における立正佼成会と創価学会の「立正安国」

Ⅳ 正当化の危機と内棲教団の自立化
 第九章 戦後創価学会運動における「本門戒壇」論の変遷―政治的宗教運動と社会統制
 第一〇章 正当化の危機と教学革新―「正本堂」完成以後の石山教学の場合
 第一一章 内棲宗教の自立化と宗教様式の核心―「正本堂」完成以後の創価学会の場合
 第一二章 冨士大石寺顕正会の誕生― 一少数派講中の分派過程

Ⅴ 日蓮仏教と法華系新宗教の特徴
 第一三章 法華系新宗教への日蓮仏教の影響
 第一四章 日蓮仏教と法華系新宗教の現証起信論
 
あとがき
索引

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