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ドキュメント　水平をもとめて

皮革の仕事と被差別部落

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著者	鎌田慧著
出版社	解放出版社
ジャンル	歴史・資料 > 歴史
出版年月日	2016/06/30
ISBN	9784759202304
判型・ページ数	4-6・324ページ
定価	本体2,200円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

社会問題について幅広く取材してきた著者による、姫路・奈良・貝塚の皮革工場や屠場、小諸・糸島の被差別部落の長期ルポ。働く人々の話や解放運動の取材も収載した貴重な記録。

第一部
　姫路の革をつくるひとたち
　　皮革の町・高木
　　同人詩誌『ぱどる』の誕生
　　皮革の町・西御着
　　皮革産業を支えたひとたち
　　高木につたわる革の話
　　にかわ生産の歴史と工場
　　にかわとゼラチン
　　「先革」の生産
　　靴職人の多い街

第二部
　高木地区、あらたな挑戦
　北出新司さん・昭さんに聞く　育て、さばいて、売る―貝塚市立と畜場
　皮と職人
　　飛騨の未来を語る松元二郎さん
　　三味線皮鞣しの伝承
　　日本で数少ない毛筆用狸毛梳き職人
　　蹴鞠への挑戦
　　印田革

第三部
　解放同盟支部をつくったひとたち
　小諸の被差別部落を歩く
　　野仏にこめられた祈り
　　「長吏」としての歴史と水平社運動
　　反骨と苦悩の歴史のなかから
　福岡県糸島の被差別部落を歩く
　　戦後の生活と解放運動
　　歴史と運動を受け継いで
　
資料　革のできるまで
あとがき