大学・公共図書館の皆様へ 機関用電子書籍の御案内 - 2025.08.21
柏木義円と親鸞
近代のキリスト教をめぐる相克
第1章 柏木義円という人―出自に即して―
はじめに
一 寺という出自
二 飛檐
三 柏木山西光寺
四 西光寺と西広寺
おわりに
第2章 柏木義円と親鸞
はじめに
一 「吾人の主張」
二 仏教との対立―同時代史のなかで
三 仏教批判の心裡
四 仏教批判の実際
五 明治以後
六 亀谷凌雲
おわりに
Ⅱ 柏木義円の思想世界
第1章 柏木義円『希伯来書略解』について
はじめに
一 「希伯来書」
二 二つの要素
三 「巡礼」
四 生活と信仰
五 「祭司」論
六 民族宗教
七 真の宗教
八 真の信仰
おわりに
第2章 『霊魂不滅論』など―<神の肖像>論―
はじめに
一 『霊魂不滅論』
二 『運命と信仰』
三 『基督教の神観と人観』
四 『天地創造と神子受肉』
おわりに
第3章 柏木義円における二つの<普遍>
はじめに
一 『陽明学新論』
二 心の議論
三 神の「肖像」
四 天の性格
おわりに
補 論 柏木義円の明治―「福音」と明治天皇―
はじめに
一 歴史的所与としての天皇について
二 明治の終焉にあたって
三 明治天皇という存在
むすびにかえて
あとがき