顕如

信長も恐れた「本願寺」宗主の実像

著者 金龍 静
木越 祐馨
出版社 宮帯出版社
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2016/06/20
ISBN 9784801600447
判型・ページ数 A5・330ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 お取り寄せ
信長の「天下布武」に立ち塞がった顕如とは!? 戦国時代、本願寺は一向一揆を指導するなどして、経済的にも軍事的にも強大な力を持っていた。当時大坂にあった本願寺は寺院でありながら、難攻不落の城塞としても有名であった。本願寺11世宗主である顕如は、それまでの歴代が果たせなかった「門跡」になるなど、本願寺の絶頂期に教団を率いた。天下統一を目指す織田信長と敵対し、10年間に渡って戦い抜いている。しかし、勅命による講和の直後、威容を誇った大阪本願寺は焼失し、教団も息子教如と准如の時に東西に分裂する。 本願寺の歴史上、非常に大きなターニングポイントの中心にいた顕如に様々な角度から光をあて、実像に迫る待望の論文集。
巻頭口絵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・解説 金龍 静/大原美代子/編集部
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木越 祐馨

第一章 若年の顕如・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木越 祐馨
第二章 顕如の前半生―本願寺「門跡成」から親鸞三百回忌へ―・・・安藤 弥  
第三章 永禄・元亀の政局・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・弓倉 弘年  
第四章 一向一揆と織田武士団・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・川端 泰幸  
第五章 寺内町の構造と展開・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大澤 研一  
第六章 雑賀衆と「石山合戦」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・武内善信  
第七章 勅命講和・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小谷 利明  
第八章 教如教団の形成と性格・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・草野 顕之 
第九章 大坂退出についての教如の動向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡村 喜史  
第十章 大坂拘様終結における顕如と教如・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・青木 馨  
第十一章 天満・京都時代の顕如本願寺と洛中本願寺屋敷・・・・・・・・大原 実代子  
第十二章 顕如発給文書について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・太田 光俊  
第十三章 下間頼廉名乗・花押考・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・金龍 静  
第十四章 寛政の顕如―石山合戦を題材とする浄瑠璃・歌舞伎―・・・塩谷 菊美  
付録 顕如年譜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木越 祐馨
あとがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・金龍 静

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