大往生できる人できない人

著者 田畑 正久
出版社 三笠書房
ジャンル 入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
出版年月日 2016/02/05
ISBN 9784837926207
判型・ページ数 4-6・238ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 品切れ・重版未定
医師であり、龍谷大学大学院で仏教講座の教壇にも立つ仏法者が教える、あらゆることを穏やかに受け容れるヒントとは。医療技術の進歩で、患者が死と向き合う時間は長くなる一方。大切な人の「死」を意識せざるを得ないとき、家族、友人、愛する人たちは、どう寄り添い、どう受け容れ、どう語りかけたらいいか。自分の老いや病気を、どのように受け取ればよいのか。医師として、仏の教えを説く者として、多くの事例をもとに示していきます。 おおらかに、自分らしく、いまこれからを生き切るための「心の処方箋」。
はじめに…おおらかに、自分らしく人生を「生き切る」ために

1章 「大往生」できる人 できない人…あわてない、こだわらない、気に病まない

 「いつか、必ずやってくること」への心がまえ
 「損したくない、負けたくない」の殻を破る
 人は「生きてきたように、死んでいく」
 「今」を生きることに集中する
 「がんで亡くなる」とは、どういうことか
 すべてを穏やかに受け容れる人、怒りをぶちまける人
 「いのちの意味」を考える
 「おかげさま」を感じる心を持つ

2章 ひたむきに生きる人 小賢しく生きる人…「私は、私でよかった」と思えるか

 「自分ばかり、なぜつらいのか」と思った時は
 「死を見せること」は、次世代への遺産 
 穏やかに「枯れ木」のように
 「悪」を転じて「徳」とする
 「苦い経験」が人を謙虚にする
 「理性の目」はくもりやすい 
 「悩みの種」を自分からまかない
 気にしすぎない、振り回されない
 「後光がさすような風格」を感じさせる人

3章 「おまかせ」して生きる人 生きられない人…「取り越し苦労」ほど、つまらないものはない
 
 養生しても、死ぬ時は死ぬ
 人事を尽くしたら、「あとは、おまかせ」
 「死後の世界」についてのお釈迦さまの答え
 「お粗末な自分」に気づいた先に見えてくること
 その薬は、本当に飲む必要があるのか
 「外野席」に座ったまま人生を終える人
 定年後、「時間を持て余す人」に共通すること
 「むさぼりの心」に自分を食い尽くされない
 「私の都合」を通そうとしない

4章 「心の汚れ」をきれいにする人 しない人…「独り善がりな自分」に気づく

 人生は「楽しまなければ損」なのか
 「心の汚れ」の代表選手とは?
 学びとは「人の愚かさ」をしらされる道
 人は自分を「ひいき目」に見てしまうもの
 お釈迦さまが私たちに示された「努力目標」とは
 心の「器」を大きくするために

5章 自分の「お役目」を果たす人 安心して生きる人…人はどんな「境遇」でも輝いて生きられる

 「必ずそばにいますから」
 「いつまで生きるか」と「いかに生きるか」
 九十歳を過ぎて健診を受けるのか
 「負い目」を持った人の癒しについて
 心の「一番深いところ」の問題
 「内なる思い」がすべてを決める
 「天命を知る」の本当の意味

おわりに…「いのちの意味」に気づく仕合せ

関連書籍

SHOPPING ご注文

1,400円+税

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 文庫5周年特設サイト

  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • 寺院コム