平安京と中世仏教

王朝権力と都市民衆

著者 上川 通夫
出版社 吉川弘文館
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2015/10/01
ISBN 9784642082839
判型・ページ数 4-6・240ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 お取り寄せ
平安後期から鎌倉初期までの200年間、平安京は飢饉や戦(いくさ)など、多様な災害によって危機に瀕した。その一方、天皇家や貴族による寺院群建設で平安京は仏教都市と化していく。果たして平安京における仏教の拡大は過酷な時代の救済に結びついたのか。仏教史の観点から、平安京が辿った歴史を捉え直す。
中世仏教からみる平安京 プロローグ

Ⅰ東アジア世界と平安仏教
 第一章 王朝都市の仏教とその救済力
 第二章 平安京と寺院の配置
 第三章 摂関期仏教のゆくえ
 第四章 院政期仏教の創出

Ⅱ仏教都市平安京
 第一章 一日の仏事‐嘉保二年九月二十四日
 第二章 一年の仏事‐永久元年
 第三章 塔に囲まれた平安京

Ⅲ 新しい仏教の時代
 第一章 究極の秘密仏事
 第二章 平安京の民衆と仏教

内乱とその後 エピローグ


あとがき

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