2024年10月書店売上 - 2024.11.01
日本倫理思想史 増補改訂版
内容紹介
何を自らの拠りどころとし,私たちは今・ここにあるのか.その知恵の痕跡を古代神話にさかのぼり,仏法のうちに捉え(中世),天の思想に表現しつつ(近世),文明と直面して回折する近代・現代まで,日本人の心の歴史を鮮烈に描く.昭和期を中心に増補し,『古事記』から吉本隆明まで展望する決定版
序 論 対象と方法
第一章 神をめぐる思想
〈もの〉神の顕現――第一次神話/〈たま〉神の発生―神代神話/天皇をめぐる物語と和歌
第二章 仏法をめぐる思想
仏法の伝来/仏法の土着/仏法の成熟/原郷世界と栄華
第三章 天をめぐる思想
武士の思想/儒学の思想/国学の思想/庶民の思想/幕末の思想
第四章 文明をめぐる思想
文明開化/国家の核としての天皇の創出/キリスト教の解禁/さまざまな潮流/回折する理知/『善の研究』の成立/大正デモクラシー/和辻倫理学/土俗への根ざし/敗戦/「倫理」の脱神話化
第一章 神をめぐる思想
〈もの〉神の顕現――第一次神話/〈たま〉神の発生―神代神話/天皇をめぐる物語と和歌
第二章 仏法をめぐる思想
仏法の伝来/仏法の土着/仏法の成熟/原郷世界と栄華
第三章 天をめぐる思想
武士の思想/儒学の思想/国学の思想/庶民の思想/幕末の思想
第四章 文明をめぐる思想
文明開化/国家の核としての天皇の創出/キリスト教の解禁/さまざまな潮流/回折する理知/『善の研究』の成立/大正デモクラシー/和辻倫理学/土俗への根ざし/敗戦/「倫理」の脱神話化