比叡山と室町幕府

寺社と武家の京都支配

著者 三枝 暁子
出版社 東京大学出版会
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2011/10/01
ISBN 9784130262293
判型・ページ数 A5・384ページ
定価 本体6,800円+税
在庫 お取り寄せ
中世後期、武家政権として初めて京都を拠点とした室町幕府の支配の実態から新たな中世像を描く。比叡山延暦寺を中心とする寺社勢力が行使した権力のあり方を祇園社・北野社の史料から解明し、それと連立することによって実現した室町幕府の支配構造を分析し中世の国家体制の転換点に迫る。
序 山門系寺社勢力をめぐる研究史と本書の課題

第一部 南北朝期の山門・祇園社と室町幕府

第二部 中世後期北野社の支配構造

第三部 本末関係と中世身分制

第四部 山門ー幕府の京都支配

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