話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
多神教と一神教 【岩波新書 新赤版967】
古代地中海世界の宗教ドラマ
人類文明史五千年。うち四千年は古代であった。そのなかで地中海周辺は、神々のあふれる世界から唯一神崇拝の世界へとめざましい変貌をとげている。ここはまた表音文字のアルファベットが普及した地域でもあった。メソポタミア、エジプト、シリア、ギリシア、ローマへと広がる時空を一貫した観点から描く、壮大なスケールの心性の歴史。(前書より)
プロローグ 神々とともに生きる古代―ポンペイを歩く
第1章 「死すべき人間」と神々―メソポタミアの宗教
第2章 来世信仰と一神教革命―エジプトの宗教
第3章 神々の相克する世界―大文明の周縁で
第4章 敬虔な合理主義者たち―ギリシアの宗教
第5章 救済者として現れる神―ヘレニズムの宗教
第6章 普遍神、そして一神教へ―神々はローマ帝国にそそぐ
エピローグ 宗教と道徳
あとがき
引用資料・主要参考文献
索引
第1章 「死すべき人間」と神々―メソポタミアの宗教
第2章 来世信仰と一神教革命―エジプトの宗教
第3章 神々の相克する世界―大文明の周縁で
第4章 敬虔な合理主義者たち―ギリシアの宗教
第5章 救済者として現れる神―ヘレニズムの宗教
第6章 普遍神、そして一神教へ―神々はローマ帝国にそそぐ
エピローグ 宗教と道徳
あとがき
引用資料・主要参考文献
索引