新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
雪竇頌古 【禅の語録15】
著者は、雲門宗の雪竇重顕で、その成立年代は西暦1022年~1052年頃であろうという。内容は、『伝灯録』およびその他より選出した百則の公案と、これを讃する詩(頌)から成っている。禅門第一の書と称せられている『碧巌録』は、この『雪竇頌古』に臨済宗の圜悟が垂示と著語と評唱をつけたものであり、簡単にいえば、雪竇頌古を圜悟が注解したものである。故にこの『雪竇頌古』によって宋代禅宗の文学精神と禅門の骨子を窺い知ることができる。
はしがき
雪竇頌古
一、梁の武帝とダルマの「知らぬ」
二、趙州と「至道無難」、その一
三、馬大師の病気
四、若き日の徳山と?山
五、雪峰のことば―尽大地も粟一つぶ
ほか
解説…柳田聖山
雪竇重顕年譜
法系図
索引
雪竇頌古
一、梁の武帝とダルマの「知らぬ」
二、趙州と「至道無難」、その一
三、馬大師の病気
四、若き日の徳山と?山
五、雪峰のことば―尽大地も粟一つぶ
ほか
解説…柳田聖山
雪竇重顕年譜
法系図
索引