新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
神々の明治維新 【岩波新書 黄版103】
神仏分離と廃仏毀釈
維新政権が打ちだした神仏分離の政策と、仏教や民俗信仰などに対して全国に猛威をふるった熱狂的な排斥運動は、変革期にありがちな一時的な逸脱にすぎないように見える。が、その過程を経て日本人の精神史的伝統は一大転換をとげた。日本人の精神構造を深く規定している明治初年の国家と宗教をめぐる問題状況を克明に描き出す。(本書より)
はじめに
Ⅰ幕藩制と宗教
1権力と宗教の対峙
2近世後期の排仏論
Ⅱ発端
1国体神学の登場
2神道主義の昂揚
Ⅲ廃仏稀釈の展開
Ⅳ神道国教主義の展開
1祭祀体系の成立
2国家神の地方的展開
Ⅴ宗教生活の改編
1“分割”の強制
2民俗信仰の抑圧
Ⅵ大教院体制から「信教の自由」論の特徴
1大・中教院と神仏合同布教
2「信教の自由」論の特徴
参考文献
Ⅰ幕藩制と宗教
1権力と宗教の対峙
2近世後期の排仏論
Ⅱ発端
1国体神学の登場
2神道主義の昂揚
Ⅲ廃仏稀釈の展開
Ⅳ神道国教主義の展開
1祭祀体系の成立
2国家神の地方的展開
Ⅴ宗教生活の改編
1“分割”の強制
2民俗信仰の抑圧
Ⅵ大教院体制から「信教の自由」論の特徴
1大・中教院と神仏合同布教
2「信教の自由」論の特徴
参考文献