重版情報(2020年4月~) - 2024.11.25
禅源諸詮集都序 【禅の語録9】
唐中期に活躍した華厳宗の第五祖、圭峯宗密の著書。宋学の思想形成に大きな影響を与えた宗密は、華厳教学に通じていたばかりでなく、禅宗の系統にも属していたため、華厳教学と禅との統一をめざした。このような立場から書かれたのが『禅源諸詮集都序』である。われわれは本書によって、唐代禅宗各派の特質を理解できるのみならず、華厳と禅との融合を中心として、仏教の体系的把握を可能ならしめるのである。
はしがき
禅源諸詮集都序
裴休の序
巻上
一、禅源諸詮集とは何か
二、禅の根源としての真性
三、禅定の必要性
四、禅の四種と達磨禅
五、なぜ教家の人は禅宗を誹謗するか
ほか
巻下
三三、空宗と性宗の十の相違点
三四、法と義の解釈の相違
三五、性と心の相違
三六、性の解釈の相違
三七、智と知の解釈の相違
ほか
中華伝心地禅門師資承襲図
一、はじめに―『禅門師資承襲図』述作の理由―
二、牛頭宗
三、北宗
四、南宗
五、荷沢宗
ほか
解説
索引
禅源諸詮集都序
裴休の序
巻上
一、禅源諸詮集とは何か
二、禅の根源としての真性
三、禅定の必要性
四、禅の四種と達磨禅
五、なぜ教家の人は禅宗を誹謗するか
ほか
巻下
三三、空宗と性宗の十の相違点
三四、法と義の解釈の相違
三五、性と心の相違
三六、性の解釈の相違
三七、智と知の解釈の相違
ほか
中華伝心地禅門師資承襲図
一、はじめに―『禅門師資承襲図』述作の理由―
二、牛頭宗
三、北宗
四、南宗
五、荷沢宗
ほか
解説
索引