話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
禅関策進 【禅の語録19】
日本では、鎌倉時代に禅と浄土教がはっきりと二つに分かれて、相互に交流することがないのに対して、近世の中国では、両者が内面的に融合して、独自の念仏禅を形成する。本書は、そうした近世大陸仏教の傾向を代表する雲棲?宏が、自己の参禅の体験に即して、大小乗の経典と古来の祖師たちの言行録の中から、求道のはげましとなる言葉を選んで短評を加えたもので、近代日本の参禅者にあたえた影響も大きい。
はじめに
禅関策進
序文
前集二門
諸祖法語節要第一
?州の黄檗運禅師の示衆
趙州従?禅師の示衆
玄沙の師備禅師の示衆
鵝湖の大義禅師の垂誡
永明の延寿禅師の垂誡
ほか
諸祖苦功節略第二
静室に独り坐す
懸崖の樹に坐す
草を食い木に棲む
衣帯を解かず
錐を引いて自ら刺す
ほか
後集一門
諸経引証節略
大般若経
華厳経
大集月藏経
十六観経
出曜経
ほか
おわりに
索引
禅関策進
序文
前集二門
諸祖法語節要第一
?州の黄檗運禅師の示衆
趙州従?禅師の示衆
玄沙の師備禅師の示衆
鵝湖の大義禅師の垂誡
永明の延寿禅師の垂誡
ほか
諸祖苦功節略第二
静室に独り坐す
懸崖の樹に坐す
草を食い木に棲む
衣帯を解かず
錐を引いて自ら刺す
ほか
後集一門
諸経引証節略
大般若経
華厳経
大集月藏経
十六観経
出曜経
ほか
おわりに
索引