禅関策進 【禅の語録19】

著者 藤吉 慈海
出版社 筑摩書房
ジャンル 日本仏教 > 禅宗系
シリーズ 禅の語録
出版年月日 1970/08/20
ISBN 9784480323194
判型・ページ数 A5・248ページ
定価 本体6,500円+税
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日本では、鎌倉時代に禅と浄土教がはっきりと二つに分かれて、相互に交流することがないのに対して、近世の中国では、両者が内面的に融合して、独自の念仏禅を形成する。本書は、そうした近世大陸仏教の傾向を代表する雲棲?宏が、自己の参禅の体験に即して、大小乗の経典と古来の祖師たちの言行録の中から、求道のはげましとなる言葉を選んで短評を加えたもので、近代日本の参禅者にあたえた影響も大きい。
はじめに

禅関策進
  序文

前集二門
  諸祖法語節要第一
 ?州の黄檗運禅師の示衆
 趙州従?禅師の示衆
 玄沙の師備禅師の示衆
 鵝湖の大義禅師の垂誡
 永明の延寿禅師の垂誡
               ほか

  諸祖苦功節略第二
 静室に独り坐す
 懸崖の樹に坐す
 草を食い木に棲む
 衣帯を解かず
 錐を引いて自ら刺す
             ほか
後集一門
  諸経引証節略
 大般若経
 華厳経
 大集月藏経
 十六観経
 出曜経
   ほか

おわりに
索引  

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