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達摩の語録【禅の語録1】

二入四行論

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著者	柳田聖山著
出版社	筑摩書房
ジャンル	日本仏教 > 禅宗系
シリーズ	禅の語録
出版年月日	1969/03/10
ISBN	9784480323019
判型・ページ数	A5・260ページ
定価	本体6,500円＋税
在庫	品切れ・重版未定

この本の内容

敦煌資料の発見によって、千五百年ぶりに明らかになった初期禅宗の素顔??この書は、中国固有の老荘思想とインド伝来の仏教学とが、複雑に絡んで渦まく北魏末の思想界に、飄然と西域より来たって、ひとびとに不思議な魅力をあたえたダルマ（達摩）の教えを中心に、その周囲に集った求道の弟子たちの思索と実践の記録である。後世のもっともらしい禅宗初祖の神格を捨てて、平易な日常語で直接に現代に語りかける、人間ダルマの肉声がここにある。

はじめに

達摩の語録〔二入四行論〕
　一、ダルマの小伝（弟子曇林の序）
　二、二つの立場・四つの実践
　三、仲間の手紙、その一
　四、仲間の手紙、その二
　五、仏たちが空の道理を主張するのは
　六、般若の論理
　七、虚無主義を批判する
　八、三蔵法師のことば
　九、仏心とは何か
　一〇、三宝について
　一一、空虚なおちつき
　一二、男女のすがた
　一三、本当のめざめ
　一四、道を修める手だて
　一五、二つの真理
　一六、心と法
　一七、もし心の中に大事なものがあると
　一八、道を得ることの速さ
　一九、理法の三宝によって道を実現する
　二〇、古典によって悟った人は力が弱い

　　ほか