宗教改革者【角川新書K-315】

教養講座「日蓮とルター」

著者 佐藤 優
出版社 KADOKAWA
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
シリーズ 角川新書
出版年月日 2020/05/10
ISBN 9784040823461
判型・ページ数 新書・286ページ
定価 本体920円+税
在庫 在庫あり
なぜ彼らは影響力を持ち続けるのか?史上、異色の変革者の“力”を徹底分析 現代は危機の時代だ。 しかし、それは改造、革新、革命といった、人を動かす(時に人を殺しうる程の)思想が生まれる契機ともなる。 日蓮とルター。 東西の宗教改革の重要人物にして、誕生した当初から力を持ち、未だ受容されている思想書(『立正安国論』と『キリスト者の自由』)を著した者たち。 なぜ彼らの思想は古典になり、影響を与え続けるのか?  その力の源泉と、改革の先にある平和構築の鍵まで解き明かす! 佐藤優にしかできない、宗教講義!! ※本書は2018年6月に刊行した『「日本」論 東西の“革命児”から考える』を改題の上、加筆修正したものです。
新書版まえがき――信仰即行為こそ、改革者の本質である
まえがき――日本外交は完全に敗北した

第一講 東と西の革命児
 「宗教改革」と「信仰分裂」
 シオニズムは共産主義思想と同じ場所から生まれた
 イスラエルと全世界のユダヤ人に対するメッセージ ほか

第二講 改革と革新の源流
 『立正安国論』の解説が難しくなるのには理由がある
 仏教とテロリズムの思想の親和性
 日本は内ゲバで相手を殺す傾向が強い ほか

第三講 日本と革命
 戦争の危機がかなり近づいている
 東洋の革命は「易姓」
 西洋の革命は「契約の更新」 ほか

あとがき――モラル(道徳性)とモラール(士気)を再考する

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