大安寺 国家筆頭大寺へのあゆみ 【大安寺歴史講座3】

著者 木下 正史
南都大安寺
出版社 東方出版(大阪)
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
シリーズ 大安寺歴史講座
出版年月日 2020/06/17
ISBN 9784862493934
判型・ページ数 B6・162ページ
定価 本体1,500円+税
在庫 在庫あり
長期にわたる発掘調査により明らかになった、大官大寺跡の、他を凌駕する壮大な規模の九重塔や寺院構造。当時の東アジア諸国間の関係を視野に入れながら、国家寺院における九重塔の建設の実態と、背景にある歴史的意義について考察する。 今日までの様々な研究や発掘による成果に基づき、その宗教的意義や文化的意義を再認識する講座の単行本化。
はじめに

第一章 舒明天皇発願の百済大寺
 氏寺(私寺)から官寺へ
 舒明天皇とその政治
 百済大寺の造営経過
 吉備池廃寺の発掘
 吉備池廃寺の性格と寺名
 百済大寺跡発見の古代史研究上の意義
 舒明天皇時代の再評価
 小山田古墳と舒明天皇初葬陵

第二章 天武朝大官大寺と文武朝大官大寺
 官寺制の成立と大官大寺
 『日本書紀』『大安寺伽藍縁起』などから窺える大官大寺の造営経過
 『続日本紀』などに見える大官大寺の造営

第三章 大官大寺の研究のあゆみ
 大官大寺とその遺跡
 江戸時代・明治時代の研究
 昭和時代の研究

第四章 大官大寺跡の発掘
 奈良国立文化財研究所による発掘
 小字「講堂」土壇の発掘
 中門と回廊の発掘調査
 寺域東辺地域の発掘調査
 金堂推定地の発掘調査
 塔跡の発掘調査
 講堂跡と回廊の発見
 寺域北限塀の発見
 大官大寺の伽藍、堂塔の特色
 焼亡時の堂塔の状況と伽藍の建立年代
 天武朝大官大寺と文武朝大官大寺との関係

第五章 東アジア諸国の国家寺院と九重塔建立藍
 東アジア諸国での木造九重塔の建立
 北魏洛陽城と北魏の仏教寺院
 永寧寺の創建と伽藍
 新羅の皇龍寺
 百済の弥勒寺
 高句麗の清岩里廃寺

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