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栄西【ミネルヴァ日本評伝選】
大いなる哉、心や
著者 | 中尾 良信 著 |
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出版社 | ミネルヴァ書房 |
ジャンル | 日本仏教 > 禅宗系 |
シリーズ | ミネルヴァ日本評伝選 |
出版年月日 | 2020/11/10 |
ISBN | 9784623090822 |
判型・ページ数 | 4-6・220ページ |
定価 | 本体3,000円+税 |
在庫 | 在庫あり |
栄西(1141年から1215年)平安末から鎌倉時代初頭の僧・臨済宗の開祖で建仁寺の開山。
建仁寺を開き、茶を広めた僧・栄西は平安から鎌倉の時代、二度の入宋を経て、禅をいかに日本に広めようとしたのか。
密禅併修の禅は時代の産物か、独自の思想だったのか。
本書は、栄西と達磨宗との対比、鎌倉幕府との関係のなかから思想を巡り、日本仏教史のなかに栄西を位置付け、そして日本型禅宗の初祖としての姿を浮き彫りにする。
建仁寺を開き、茶を広めた僧・栄西は平安から鎌倉の時代、二度の入宋を経て、禅をいかに日本に広めようとしたのか。
密禅併修の禅は時代の産物か、独自の思想だったのか。
本書は、栄西と達磨宗との対比、鎌倉幕府との関係のなかから思想を巡り、日本仏教史のなかに栄西を位置付け、そして日本型禅宗の初祖としての姿を浮き彫りにする。
序 日本禅宗初祖
第一章 古代日本仏教と禅宗
1 達磨と聖徳太子の伝説
2 奈良・平安期の仏教と禅宗
3 比叡山と鎌倉仏教
第二章 出家・修学と入宋求法
1 出自と出家
2 第一回入宋
3 第二回入宋
第三章 帰国後の活動と『興禅護国論』
1 禅宗排斥の嵐
2 『興禅護国論』
3 栄西撰とされる『真禅融心義』
第四章 大日房能忍の達磨宗
1 栄西のライバル
2 達磨宗の禅風
3 栄西の批判の意図
4 能忍寂後の達磨宗の展開
第五章 鎌倉幕府と建仁寺
1 鎌倉下向
2 建仁寺
3 栄西の二つの顔
第六章 三代将軍実朝と茶祖栄西
1 実朝との交流
2 宋代禅宗と飲茶
3 『喫茶養生記』の所説
第七章 栄西の示寂とその門流
1 栄西の示寂
2 栄西の弟子
3 栄西門流の入宋
終 日本型禅宗のすがた
第一章 古代日本仏教と禅宗
1 達磨と聖徳太子の伝説
2 奈良・平安期の仏教と禅宗
3 比叡山と鎌倉仏教
第二章 出家・修学と入宋求法
1 出自と出家
2 第一回入宋
3 第二回入宋
第三章 帰国後の活動と『興禅護国論』
1 禅宗排斥の嵐
2 『興禅護国論』
3 栄西撰とされる『真禅融心義』
第四章 大日房能忍の達磨宗
1 栄西のライバル
2 達磨宗の禅風
3 栄西の批判の意図
4 能忍寂後の達磨宗の展開
第五章 鎌倉幕府と建仁寺
1 鎌倉下向
2 建仁寺
3 栄西の二つの顔
第六章 三代将軍実朝と茶祖栄西
1 実朝との交流
2 宋代禅宗と飲茶
3 『喫茶養生記』の所説
第七章 栄西の示寂とその門流
1 栄西の示寂
2 栄西の弟子
3 栄西門流の入宋
終 日本型禅宗のすがた