近世宗教社会論 (OD版)

著者 澤 博勝
出版社 吉川弘文館
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2020/11/01
ISBN 9784642734257
判型・ページ数 A5・366ページ
定価 本体12,500円+税
在庫 在庫あり
近年、近世宗教史研究が進み、通説は見直しを迫られている。
地域社会論の視座に不可欠な政治権力の問題も絡めながら、北陸地域の宗教的社会関係を追究。
地域の社会秩序形成に宗教がどう関わったのかを探り、近世における宗教の存立意義を多面的に解明。
近世宗教史を分野史から全体史へ前進させる方法論を構築し、今後の研究潮流に一石を投じる。
序章 宗教から地域社会を読みうるか―分野史から全体史へ

Ⅰ 領主・民衆と宗教
 第一章 北陸地域の地域性と領主支配・宗教─「真宗地帯北陸」という視座から─
 第二章 地方小城下町の宗教世界―越前勝山城下の宗教社会史―
 補論 教団編成と領主支配の関係性―西本願寺教団の末寺支配―

Ⅱ 地域社会構造と宗教
 第一章 近世の地域秩序形成と宗教―越前吉崎地域の宗教社会史―
 第二章 真宗地帯村落部における社会と宗教―道場・道場主をキーワードに―

Ⅲ 地域社会論と宗教思想史研究の架け橋
 第一章 「聖地」の誕生と展開―蓮如の聖地吉崎―
 第二章 近世後期の民衆と仏教思想―真宗教団の教学論争(三業惑乱)の構造分析を通じて―
 第三章 仏教知の受容と伝達―学僧・寺僧・門徒―
 終章 日本における宗教的対立と共存―近世を中心に―
 結語 若干の展望と残された課題

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