親鸞と浄土仏教【真宗学論叢15】

著者 龍谷大学真宗学会
出版社 永田文昌堂
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
シリーズ 真宗学論叢
出版年月日 2021/03/12
ISBN 9784816230561
判型・ページ数 A5・470ページ
定価 本体6,000円+税
在庫 在庫あり
龍谷大学真宗学会発行の雑誌「真宗学」第143・144記念特集号の論文をまとめた一冊。 令和2年度末をもって龍谷大学を定年退職された深川宣暢教授の「真宗における伝道および伝道学の展開」をはじめとした論文を掲載。
真宗における伝道および伝道学の展開……深川宣暢
善導の宗教実践について……森田眞円
親鸞における生死出離の道(下)―「証知生死即涅槃」「入生死園示応化」の意義―……鍋島直樹
伝道の実践的側面に関する研究―伝道環境の劇的変化に伴う伝道方法の可能性と課題―……葛野洋明
真宗他者論(二)―〈他者〉としての神祇を考える―……杉岡孝紀
「化身土巻」(末)の構造について~書誌的視座を中心として~……武田晋
『尊号真像銘文』の撰述意図をめぐる一考察……殿内恒
報恩はマスト(Must)か~「恩徳讃」研究ノート~……玉木興慈
『末灯鈔』を読むということ……井上善幸
『往生要集』の念仏思想(一)……高田文英
「領解文」広布の経緯に関する研究―能化・功存と堂達衆・玄智―……井上見淳
『無料寿経』末尾の読解について……佐々木大悟
「御文章」における「たのむ」の使用法について……能美潤史
善導における「同」の意義―『般舟讃』にみえる連帯意識を中心に―……内田准心
普賢大円の実践論―その形成過程を通して―……内手弘太
近世真宗伝道における『浄土異聞録』の意義……奥田桂寛
玄智撰『考信録』七巻本の特徴について……西村慶哉
漢訳仏典における「代受苦」―その主体と対象をめぐって―……金澤豊
超宗派の専任ビハーラ僧の諸相―常勤ビハーラ僧との比較検討を通して―……森田敬史・山本佳世子
教団主導型ビハーラにみるビハーラ僧の宗教的ケア―聞き取り調査を通して―……打本弘祐
Belief and Slander:Seikaku Hoin (1167-1235)in Shinran's Work and Life……Eisho Nasu

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