聖地の条件

神社のはじまりと日本列島10万年史

著者 蒲池 明弘
出版社 双葉社
ジャンル 民俗・信仰
歴史・資料
出版年月日 2021/08/22
ISBN 9784575316421
判型・ページ数 4-6・246ページ
定価 本体1,500円+税
在庫 在庫あり
神社は神道よりも先にあった。
出雲、熊野、伊勢、諏訪――交通の要衝ではなかったり、都から離れていたりする場所になぜ巨大な信仰圏があるのか。
古代の勢力圏と神話、および朱やメノウ、黒曜石、翡翠などの産地(火山地帯)との関係を研究してきた著者が現地に赴いて見て感じたこと。
また、数多くの文献を渉猟して得た、自説を補強する卓見の数々を文中で紹介。
目下の定説では日本にホモサピエンスが暮らし始めたのはおよそ4万年前とされているが、出雲の砂原遺跡の12万年前の地層から石器が見つかるなど、新しい地平も見え始めている。
宝玉(鉱石)、温泉、噴火、断層、神話――様々な角度からロマンある古代史の世界に大胆に斬り込む一冊。
読めば納得!
序章
第1章 出雲―パワーストーンの大地
第2章 石器と玉作りの道―出雲から北陸、関東、東北へ
第3章 火山列島の信仰―熊野から伊豆へ
第4章 神々がつくった道―諏訪から伊勢、奈良へ
第5章 海の底に眠る出雲

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