地域人 第76号

著者 大正大学地域構想研究所
出版社 大正大学出版会
ジャンル 民俗・信仰
出版年月日 2021/12/10
ISBN 9784909099662
判型・ページ数 A4・112ページ
定価 本体1,000円+税
在庫 在庫あり
古来、日本人は山、滝、巨岩、巨樹、洞窟、森といった自然のなかに、大いなるものの気配を感じ、畏怖の念を抱き、祈りを捧げてきた。
その空間は特別な場所として、しめ縄で囲うなどして結界を張られ、祈りと祭祀、修行の場として神社仏閣が建てられた。

時代が下ると聖地には、信仰をもつ人々だけではなく、物見遊山も兼ねた多くの人々が観光に来るようになった。
現代ではパワースポット、アニメ聖地巡礼、御朱印帳がブームとなった。コロナ禍により、世界の人々が大きな不安を感じているいま、聖地のもつ本来の意味と力を見つめ直し、これからの生き方、観光のあり方、あるべき未来像を探る手掛かりとしてみたい。
巻頭言 養老孟司「祈りとは」
巻頭インタビュー 堀澤祖門「悟りとは意識を変換すること」

特集 日本の聖地―信仰と観光
 聖地―にぎわいの深奥に在るもの
  比叡山延暦寺 十二年龍山行
  東大寺二月堂 修二会
  羽黒修験 秋峰
  伊勢神宮 日別朝夕大御饌祭
 インタビュー 観光資源としての聖地(鈴木正崇)
 なぜアマビエの聖地は存在しないのか―疫病と令和の御代の流行神(はやりがみ)
 変容を続ける富士山信仰「富士講今昔物語」
 絵葉書に見る聖地と観光―菱田コレクションより―
  PART 1 聖地と周辺の観光地化―宗吾霊堂とエリアの形成
  PART 2 時代と共に変わりゆく屋久島の聖地
  COLLECTION 千葉県立中央博物館所蔵の菱田コレクションなど

ほか

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