法蔵館文庫創刊5周年フェアの御案内 - 2024.11.14
「現成公按」を現成する
『正法眼蔵』を開く鍵
道元『正法眼蔵』「現成公按」巻を身読する本書(原題:“Realizing Genjokoan――The Key To Dogen's Shobogenzo”)は、海外において、第一に読まれるべき禅書とされるが、その日本への還流。翻訳を通じてこそ露わとなった「現成公按」の神髄と、その詩的表現の奥行きとを、削ぎ落とされた美しさで豊饒に伝える。〈さとり〉とは何か? 日々の実践に見いだされる、修行のあり方とは?
序
第一章 道元禅師の生涯と「現成公按」巻の重要性
第二章 「現成公按」の意味
第三章 仏教思想の三つの源泉――「あり、なし、あり」
第四章 花は散り、草は生える
第五章 さとりを超えたさとり
第六章 身と心が脱け落ちる
第七章 求めるほど遠ざかる
第八章 過去と未来は切り離されている
第九章 水上の月
第十章 なにかがいまだに欠けている
第十一章 魚は泳ぎ、鳥は飛ぶ
第十二章 風の性質はどこにでもあるがゆえに、私たちは扇をあおぐ
第一章 道元禅師の生涯と「現成公按」巻の重要性
第二章 「現成公按」の意味
第三章 仏教思想の三つの源泉――「あり、なし、あり」
第四章 花は散り、草は生える
第五章 さとりを超えたさとり
第六章 身と心が脱け落ちる
第七章 求めるほど遠ざかる
第八章 過去と未来は切り離されている
第九章 水上の月
第十章 なにかがいまだに欠けている
第十一章 魚は泳ぎ、鳥は飛ぶ
第十二章 風の性質はどこにでもあるがゆえに、私たちは扇をあおぐ