新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
唯識 心の深層をさぐる(上)【NHK宗教の時間】
釈尊以来、仏教は「心」に強い関心を寄せてきた。
なかでも唯識仏教は、心への関心をいっそう先鋭化し、すべてを心の要素に還元して考える立場を採った。
私たちの自覚する“いわゆる「心」”は、実は表面的なものであり、その表面心を無意識の深層領域が支えるという構造として理解した。
そして、この深い心の領域を「阿頼耶識(あらやしき)」と称し、過去を保存し現在と未来の行為を発出する私たちの“生存の基盤”とみた。
上巻では、初学者にも親しめるよう唯識の発祥と沿革から解説し、俳句・和歌や小説の引用、チャートやイラストなどを豊富に用い、イメージを喚起しながら、表面心→深層心へと分け入り、阿頼耶識への入口まで案内する。
なかでも唯識仏教は、心への関心をいっそう先鋭化し、すべてを心の要素に還元して考える立場を採った。
私たちの自覚する“いわゆる「心」”は、実は表面的なものであり、その表面心を無意識の深層領域が支えるという構造として理解した。
そして、この深い心の領域を「阿頼耶識(あらやしき)」と称し、過去を保存し現在と未来の行為を発出する私たちの“生存の基盤”とみた。
上巻では、初学者にも親しめるよう唯識の発祥と沿革から解説し、俳句・和歌や小説の引用、チャートやイラストなどを豊富に用い、イメージを喚起しながら、表面心→深層心へと分け入り、阿頼耶識への入口まで案内する。
第1回 唯識仏教とその祖師たち
第2回 さまざまな「心」の捉え方
第3回 前五識 五つの感覚世界
第4回 第六意識は「わが心」
第5回 第六意識をめぐって
第6回 自己愛の根源 第七末那識
第2回 さまざまな「心」の捉え方
第3回 前五識 五つの感覚世界
第4回 第六意識は「わが心」
第5回 第六意識をめぐって
第6回 自己愛の根源 第七末那識