重版情報(2020年4月~) - 2025.01.17
改訂新版 異神 Ⅰ 新羅明神・摩多羅神編
中世日本の秘教的世界
神か仏か―――。御神格、像容、秘儀、祭礼など、摩訶不思議な世界にうごめく異形の神仏の謎に迫る。
大きめ活字と多くのふりがなで読みやすさを追求。註釈や資料、詳細な索引も収録した決定版!
少部数の限定出版!
大きめ活字と多くのふりがなで読みやすさを追求。註釈や資料、詳細な索引も収録した決定版!
少部数の限定出版!
境者たち―『改訂新版 異神』へのまえがき
プロローグ――異神たちの「顕夜」へ
第一章 異神と王権――頼豪説話をめぐって
Ⅰ 『平家物語』頼豪説話の構成とモティーフ
ⅰ 頼豪怨霊譚の位相
ⅱ 史実と虚構のあいだ
Ⅱ 呪殺された王――後三条天皇崩御譚
ⅰ 神は「鳴動」した
ⅱ 王家と山門・寺門
Ⅲ 頼豪説話の成立
Ⅳ 鼠の秀倉譚
ⅰ 頼豪鼠と日吉社・鼠の秀倉
ⅱ 護因と後三条天皇(1)
ⅲ 護因と後三条天皇(2)
付論Ⅰ 赤衣の老翁・赤山明神
付論Ⅱ 新羅明神来臨考――縁起と秘法をめぐって
ⅰ 智証大師伝と新羅明神の渡来
ⅱ 新羅明神と尊星王法――「三ヶ条の御本意」をめぐって
付論Ⅲ 新羅明神の幻像を追って
ⅰ 「御本国」での四つの本名――嵩山王・朱山王・松菘王・四天夫人
ⅱ 「素髪の老翁」とスサノオ――疫神としての新羅明神
第二章 摩多羅神の姿態変換――修行・芸能・秘儀
序 謎の神・摩多羅神
Ⅰ 叡山常行堂と摩多羅神
ⅰ 常行堂と引声念仏
ⅱ 秘法「天狗怖し」
ⅲ 摩多羅神のトポロジー――常行堂を超えて
Ⅱ 秘儀と摩多羅神――摩怛利神法と玄旨灌頂の世界
ⅰ 摩怛利神法――七母天供養法と七鬼の呪言
ⅱ 玄旨灌頂と摩多羅神――「ふるまい」の本尊
Ⅲ 修正会のなかの摩多羅神――秘法相伝と摩多羅神の「顕夜」
はじめに――まぼろしの修正会から
ⅰ 摩多羅神相伝と「天の祭」――多武峰の場合
ⅱ 摩多羅神相伝と秘密の奥殿――毛越寺の場合
ⅲ 摩多羅神の顕夜――日光山の場合
終わりに――「神申し」の翁へ
付論 日光山の延年舞と常行堂
はじめに――日光山常行堂と摩多羅神
ⅰ 倶舎舞と修正会――「延年舞」の源流を求めて
ⅱ 教城院と光樹院――摩多羅神の奉斎者たち
終わりに――甦った摩多羅神法
プロローグ――異神たちの「顕夜」へ
第一章 異神と王権――頼豪説話をめぐって
Ⅰ 『平家物語』頼豪説話の構成とモティーフ
ⅰ 頼豪怨霊譚の位相
ⅱ 史実と虚構のあいだ
Ⅱ 呪殺された王――後三条天皇崩御譚
ⅰ 神は「鳴動」した
ⅱ 王家と山門・寺門
Ⅲ 頼豪説話の成立
Ⅳ 鼠の秀倉譚
ⅰ 頼豪鼠と日吉社・鼠の秀倉
ⅱ 護因と後三条天皇(1)
ⅲ 護因と後三条天皇(2)
付論Ⅰ 赤衣の老翁・赤山明神
付論Ⅱ 新羅明神来臨考――縁起と秘法をめぐって
ⅰ 智証大師伝と新羅明神の渡来
ⅱ 新羅明神と尊星王法――「三ヶ条の御本意」をめぐって
付論Ⅲ 新羅明神の幻像を追って
ⅰ 「御本国」での四つの本名――嵩山王・朱山王・松菘王・四天夫人
ⅱ 「素髪の老翁」とスサノオ――疫神としての新羅明神
第二章 摩多羅神の姿態変換――修行・芸能・秘儀
序 謎の神・摩多羅神
Ⅰ 叡山常行堂と摩多羅神
ⅰ 常行堂と引声念仏
ⅱ 秘法「天狗怖し」
ⅲ 摩多羅神のトポロジー――常行堂を超えて
Ⅱ 秘儀と摩多羅神――摩怛利神法と玄旨灌頂の世界
ⅰ 摩怛利神法――七母天供養法と七鬼の呪言
ⅱ 玄旨灌頂と摩多羅神――「ふるまい」の本尊
Ⅲ 修正会のなかの摩多羅神――秘法相伝と摩多羅神の「顕夜」
はじめに――まぼろしの修正会から
ⅰ 摩多羅神相伝と「天の祭」――多武峰の場合
ⅱ 摩多羅神相伝と秘密の奥殿――毛越寺の場合
ⅲ 摩多羅神の顕夜――日光山の場合
終わりに――「神申し」の翁へ
付論 日光山の延年舞と常行堂
はじめに――日光山常行堂と摩多羅神
ⅰ 倶舎舞と修正会――「延年舞」の源流を求めて
ⅱ 教城院と光樹院――摩多羅神の奉斎者たち
終わりに――甦った摩多羅神法