大学・公共図書館の皆様へ 機関用電子書籍の御案内 - 2025.02.20
清沢満之の宗教哲学【筑摩選書0297】
明治期、真宗大谷派(東本願寺)の一僧侶としてその半生を生きた清沢満之。四十歳を待たずに病没したが、日本の哲学界に深い影響を与えた思想家でもある。しかしこれまで彼についてなされてきた理解は妥当なものであったのだろうか――。本書は、生い立ちや時代的背景を踏まえ、「教」「行」「信」「証」という四つの観点から清沢の宗教哲学の根幹に迫る。厳密なテキスト読解によって定説を覆し、清沢の全体像と思想的意義を鮮やかに呈示した著者渾身の書。
はじめに
序論 満之の生涯
本論 清沢満之の「教行信証」
第一章 「宗教」の根本原理
第二章 「行」の位置づけ
第三章 「信」と「知」の関係
第四章 「証(さとり)」とはどういうことか
補論 「精神主義」が抱える諸問題
注
あとがき
序論 満之の生涯
本論 清沢満之の「教行信証」
第一章 「宗教」の根本原理
第二章 「行」の位置づけ
第三章 「信」と「知」の関係
第四章 「証(さとり)」とはどういうことか
補論 「精神主義」が抱える諸問題
注
あとがき