念仏者の福祉思想と実践

近世から現代にいたる浄土宗僧の系譜

念仏者には福祉実践は雑業・雑修か。近世・近代浄土宗史の碩学で福祉事業実践者の著者が真っ向から答える。仏教福祉史研究の到達点!

著者 長谷川 匡俊
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 浄土宗系
出版年月日 2011/04/25
ISBN 9784831824554
判型・ページ数 4-6・270ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
「念仏者にとって福祉実践は捨てるべき雑業・雑修か」。近世・近代浄土宗史の碩学にして福祉事業の実践者でもある著者が、古くからあるその問いに、長年の実証的研究と自らの体験的思索を踏まえて真っ向から答える。仏教福祉史研究の到達点!
近世篇

はじめに

1 民間仏教者「念仏聖」

2 江戸中期の念仏聖 関連

3 布教家 貞極

4 大日比三師 法洲

5 末期の看取り―ターミナルケア



近代篇

はじめに

1 八宗の泰斗 福田行誡

2 大正期の若き指導者 長谷川良信

3 社会派僧による浄土教の再解釈



近代の「寺院社会事業」篇

はじめに

1 大正・昭和戦前期の盛況

2 慈友会の社会事業

3 長谷川良信の寺院社会事業論

結語

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