仏教福祉の考察と未来

仏教の死生観

著者 長谷川 匡俊
出版社 国書刊行会
ジャンル 入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
出版年月日 2021/03/07
ISBN 9784336071293
判型・ページ数 4-6・246ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり

仏教が社会福祉に果たす、さまざまな役割を提唱する13の論文・講演・対談を収録。
仏教の視点から福祉を考える立場に立つ著者が、従来の生者中心の福祉の在り方を脱却し、「死の福祉」について、特に、仏教の立場から「死」の福祉を取り上げ、人生の最期(末期)である死の迎え方と、看取り方の心得と作法(臨終行儀)を紹介。
ターミナルケア(末後の看取り)など、「医療福祉としての現代仏教」の役割を提言する。仏教と福祉に橋を架ける意欲的な「仏教社会福祉論」。

 
Ⅰ 仏教と福祉の結合
 第一 仏教と福祉の結合から見えてくるもの
 第二 仏教の共生と福祉
 第三 支え合う社会に

Ⅱ 仏教福祉の思想と実践
 第一 法然の法語にみる仏教福祉の思想
 第二 念仏聖貞伝の仏教福祉
 第三 原青民にみられる信仰と福祉実践
 第四 戦後仏教教団における社会福祉事業の変遷と特徴
 第五 宗教社会福祉の独自性と仏教社会福祉研究の課題

Ⅲ 「死」の福祉
 第一 往生人にみる福祉と仏教
 第二 「死への智慧」を学ぶ
 第三 仏教の医療福祉
 第四 対談「自分一人のために」
 第五 対談「孤独死は、生き方の問題」

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