新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
仏教福祉の考察と未来
仏教の死生観
仏教が社会福祉に果たす、さまざまな役割を提唱する13の論文・講演・対談を収録。
仏教の視点から福祉を考える立場に立つ著者が、従来の生者中心の福祉の在り方を脱却し、「死の福祉」について、特に、仏教の立場から「死」の福祉を取り上げ、人生の最期(末期)である死の迎え方と、看取り方の心得と作法(臨終行儀)を紹介。
ターミナルケア(末後の看取り)など、「医療福祉としての現代仏教」の役割を提言する。仏教と福祉に橋を架ける意欲的な「仏教社会福祉論」。
第一 仏教と福祉の結合から見えてくるもの
第二 仏教の共生と福祉
第三 支え合う社会に
Ⅱ 仏教福祉の思想と実践
第一 法然の法語にみる仏教福祉の思想
第二 念仏聖貞伝の仏教福祉
第三 原青民にみられる信仰と福祉実践
第四 戦後仏教教団における社会福祉事業の変遷と特徴
第五 宗教社会福祉の独自性と仏教社会福祉研究の課題
Ⅲ 「死」の福祉
第一 往生人にみる福祉と仏教
第二 「死への智慧」を学ぶ
第三 仏教の医療福祉
第四 対談「自分一人のために」
第五 対談「孤独死は、生き方の問題」