新聞掲載広告(2024年9月~) - 2025.08.22
正倉院文書と造寺司官人
Ⅰ 安都雄足
第一章 造東大寺司主典安都雄足の「私経済」
第二章 天平宝字二年造東大寺司写経所の財政運用―知識経写経所別当の銭運用を中心に―
Ⅱ 写経所をめぐる人々
第三章 市原王と写経所―舎人・「長官」・玄蕃頭時代の役割をめぐって―
第四章 正倉院文書に見える「鳥の絵」と「封」―写経所案主佐伯里足の交替実務をめぐって―
付論1 天平宝字年間における経師・装?・校生の動向 第五章 正文に転用された反故文書
Ⅲ 下道主と上馬養
第六章 造石山寺所の帳簿―筆跡の観察と記帳作業の検討―
第七章 造石山寺所の帳簿に使用された反故文書
付論2 反故にされた万葉仮名文書
第八章 奉写御執経所・奉写一切経司関係文書の検討―伝来の経緯をめぐって―
〔別篇〕 日中比較研究と正倉院文書
あとがき
索引