お坊さんでスクールカウンセラー

不登校、喪失体験、緊急支援。僧侶でもある著者が、小中高のカウンセリングの現場で出会った「死者」をめぐる7つの物語。

著者 坂井 祐円
出版社 法藏館
ジャンル 入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
出版年月日 2018/04/20
ISBN 9784831887672
判型・ページ数 4-6・192ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
近年、学校コミュニティでの事件や事故の多発に伴い、緊急支援を必要とする事例が増加している。
しかし、教育現場では「死」の取り扱いに不慣れであることが多い。
本書では、僧侶でもある著者が、小学校、中学校、高校のスクールカウンセラーとして、緊急支援、喪の作業、不登校、ひきこもりなど、様々な相談者の話に耳を傾けてきた7つの架空の実践の物語が描かれている。
死をタブー視しがちな学校の空気に風穴をあけるカウンセリングの本であり、仏教入門書である。


【NHKおはよう日本(関東甲信越) 坂井祐円先生が出演されました】2018年11月27日
 NHK番組サイトにてご覧いただけます。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/ohayo/report/20181127.html?fbclid=IwAR1PqspCHg2muDYPrPTpQAujZl2Enf57oPrJ1aOv3kCaeJU8MNr0ss-QhGs
プロローグ

第1章 死と誕生をめぐる話
「わたし、死んだらどうなるんだろう?」
生まれてきてよかったのかと悩んでいた女子中学生がつぶやいた。

第2章 いのちより大切なもの
「いのちが一番大切と思っていたときは、生きることが苦しかった」
急性骨髄白血病の看護学生がたどりついた、生きる喜びの世界

第3章 傍らにいて、ともに悲しむ
「先生、あいつが死んだことは悪いことなのか?」
ある日、生徒がひとしれず命を絶った──。

第4章 世界は輝きに満ちている
「もしかしたら、私はあの子の面影ばかりを探していたのかもしれません」
息子を事故で失った母が、生きる希望を見出すまで。

第5章 不登校と幽霊
「私、以前から舅の幽霊に悩まされていまして・・・・・・」
息子の不登校に悩む母親が、おそるおそる打ち明けてきた。

第6章 死者の夢
「お母さん、心配しなくていいよ。きっと、うまくいくからね」
夢に現れたのは、一五年前に亡くなった息子だったのか!?

第7章 読経の声が響き渡る
「 ぼくは、おばあちゃんの葬式に出て、みんなで正信偈読んだとき、泣いちゃったんですよね。お経でおばあちゃんにつながることができたって」

エピローグ

あとがき

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