新聞掲載広告(2024年9月~) - 2025.08.22
看護師僧侶が説く悩みの底を聴く力
悩みや不安を抱えている人の話を聴くことは、相手のために答えを出してあげることではなく、相手自身が答えを出すのを手伝うことだと、著者は言う。
相手の話に、ただ丁寧に耳を傾ける。
それは、一般に「傾聴」と呼ばれるが、この本では傾聴のテキストに載っているようなことではなく、著者自身がケアの現場で実践して気づき、獲得してきたことを、「こうしてみたら」と、一つの提案として紹介している。
ハウツーで返そうとしない
なんとかしたいなんて、あなたは神ですか? ほか
第2章 相手の気持ちを真ん中に置く
相手が求める立場で聴く
「対機説法」のスタンス ほか
第3章 ただ聴くということ
比べない、ジャッジしない
必要に応じて聞き流す ほか
第4章 「物語」を書き換える
相手自身が動くように聴く
物語が変われば過去が変わる ほか
第5章 耳を傾けるところに仏が生まれる
聴き手はトイレ
川は渡らない ほか