新聞掲載広告(2024年9月~) - 2025.08.22
看護師僧侶の妙憂さん!「いい死に方」ってなんですか?
Q.人は誰でも死ぬんだとわかっています。でも、やっぱり怖いです。
A.具体的に、「死」のどんなところが怖いのでしょう?
「死ぬとき」「死ぬまで」「死んでから」それとも……?
Q.何歳になっても「死」は怖いものですか?
A.何歳になったって怖いと思いますよ。でも、怖さの質は違うんじゃないかな。 ほか
その2 「死ぬとき」ってどんなふうなのだろう
Q.最期はやっぱり、家族みんなに囲まれて亡くなるのが理想的なのでしょうか?
A.家族に囲まれて死ぬのがベストだと思い込むと、苦しくなりませんか。
Q.孤独死したら成仏できませんか?
A.だいじょうぶ。成仏できます。 ほか
その3 死んだら、自分が消えてしまうのだろうか
Q.科学では〝死=終わり〟のイメージですが、別の考え方はありませんか?
A.「死んだらどうなるか」という考え方には5種類あります。
あなたの好きなように解釈してください。
Q.いつか死んでしまうならなおさら、自分だけの「生きている意味」がほしいです。
妙憂さんはどう考えますか?
A.私も昔はほしかった。でも今は必要ないと思っています。 ほか
その4 死に近づいていくことが不安
Q.年を取るのが嫌でたまりません。どうしたらいいですか?
A.いっそのこと、「かっこいいお年寄り」を目指しましょう。
Q.貯金があまりなくて、老後が不安です。
A.お金があるかどうかよりも、「助けて」「手伝って」と他人を頼れるかどうかが重要です。
ほか
その5 穏やかに死ねるような人生にするには
Q.他人をうらやんだり妬んだりしてばかりの自分が嫌になります。
こんな自分でも穏やかな最期を迎えられるのか、心配です。
A.誰にでも「陰」と「陽」があるものです。嫌な部分もあっていい。
Q.人生で迷いが生じたときは、どう決断したらいいですか?
A.迷ったときは、じっとしていると流れるべき方向に向かう。そういうものです。 ほか
その6 身近な人の死と向き合う
Q.治療方法の選択について、身近な人と
どのようなことを話し合っておけばいいでしょうか?
A.大切なのは「答えを決めておくこと」ではなく、判断材料を共有しておくこと。
Q.身近な人の死が近づいたとき、自分には何ができますか?
A.邪魔をせずに、ただそこに居ること。それに尽きます。 ほか