看護師僧侶の妙憂さん!「いい死に方」ってなんですか?

著者 玉置 妙憂
出版社 大和書房
ジャンル 入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
出版年月日 2020/04/05
ISBN 9784479393399
判型・ページ数 4-6・199ページ
定価 本体1,300円+税
在庫 在庫あり
「家族に囲まれて死ねなくたって、べつにいいんです。」 今話題の看取りのプロによる、「死」と「生」をめぐる32の問答。 数々のメディア出演で話題の、"看護師僧侶"妙憂さん。 長年の看護師としての経験と、仏教的な考え方、そしてかけがえのない夫を自宅で看取った経験をもとに、スピリチュアルケアに携わる専門職から一般の方まで幅広い層に「生」や「死」について語っています。 「いい死に方」とはみんなに囲まれながら最期を迎えることなのか? 後悔しないで死ぬためにどう生きたらいいのか? ……。 看護師と僧侶というふたつの肩書をもつ著者に、素朴な疑問を全部ぶつけてみました。 生から死が切り離された今、突然やってくる「看取り」や「治療の選択」にとまどう人は少なくありません。 パートナーや家族に先立たれた人、終末期の患者や家族、まだ死を意識していない若い人にも、避けることのできない「死」と向き合うことで、今生きている「生」をより感じてほしいと語ります。
その1 いつか死ぬのは知っていても、やっぱり「死」は怖い

 Q.人は誰でも死ぬんだとわかっています。でも、やっぱり怖いです。
 A.具体的に、「死」のどんなところが怖いのでしょう?
  「死ぬとき」「死ぬまで」「死んでから」それとも……?

 Q.何歳になっても「死」は怖いものですか?
 A.何歳になったって怖いと思いますよ。でも、怖さの質は違うんじゃないかな。 ほか


その2 「死ぬとき」ってどんなふうなのだろう

 Q.最期はやっぱり、家族みんなに囲まれて亡くなるのが理想的なのでしょうか?
 A.家族に囲まれて死ぬのがベストだと思い込むと、苦しくなりませんか。

 Q.孤独死したら成仏できませんか?
 A.だいじょうぶ。成仏できます。 ほか


その3 死んだら、自分が消えてしまうのだろうか

 Q.科学では〝死=終わり〟のイメージですが、別の考え方はありませんか?
 A.「死んだらどうなるか」という考え方には5種類あります。
  あなたの好きなように解釈してください。

 Q.いつか死んでしまうならなおさら、自分だけの「生きている意味」がほしいです。
  妙憂さんはどう考えますか?
 A.私も昔はほしかった。でも今は必要ないと思っています。 ほか


その4 死に近づいていくことが不安

 Q.年を取るのが嫌でたまりません。どうしたらいいですか?
 A.いっそのこと、「かっこいいお年寄り」を目指しましょう。

 Q.貯金があまりなくて、老後が不安です。
 A.お金があるかどうかよりも、「助けて」「手伝って」と他人を頼れるかどうかが重要です。
  ほか


その5 穏やかに死ねるような人生にするには

 Q.他人をうらやんだり妬んだりしてばかりの自分が嫌になります。
  こんな自分でも穏やかな最期を迎えられるのか、心配です。
 A.誰にでも「陰」と「陽」があるものです。嫌な部分もあっていい。

 Q.人生で迷いが生じたときは、どう決断したらいいですか?
 A.迷ったときは、じっとしていると流れるべき方向に向かう。そういうものです。 ほか


その6 身近な人の死と向き合う

 Q.治療方法の選択について、身近な人と
  どのようなことを話し合っておけばいいでしょうか?
 A.大切なのは「答えを決めておくこと」ではなく、判断材料を共有しておくこと。

 Q.身近な人の死が近づいたとき、自分には何ができますか?
 A.邪魔をせずに、ただそこに居ること。それに尽きます。 ほか

同じジャンルの商品

SHOPPING ご注文

1,300円+税

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 文庫5周年特設サイト

  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • 寺院コム