スピリチュアル・チャイナ

現代華人社会の庶民宗教

著者 佐々木 宏幹
出版社 大蔵出版
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
出版年月日 2019/05/15
ISBN 9784804305967
判型・ページ数 A5・433ページ
定価 本体11,000円+税
在庫 在庫あり
1970年代から90年代、高度経済成長の直前もしくは途上にあったシンガポール、マレーシア、フィリピン、タイの華人社会、さらには台湾、中国本土をも実地調査し、童?(タンキー)と呼ばれるシャーマンの実像に迫った、現在では得がたい貴重な記録と、その分析の集大成。
シャーマニズム研究の第一人者である著者のライフワークを通して、いまや世界経済の中心と言っても過言ではない現代華人の精神性、その根底にあるものが明らかになる。
序章 華人社会の宗教

第一部 国別に見る華人社会の庶民宗教
 【シンガポール編】
 第1章 中国〔的〕宗教とは何か
 第2章 童?の治病儀礼
 第3章 童?のシャーマン化過程
 第4章 社会変化と童?信仰
 【マレーシア編】
 第5章 童?信仰から生まれた新宗教=黄老仙師慈教
 第6章 黄老仙師慈教の明暗
 【フィリピン編】
 第7章 サント・ニーニョと順天聖母
 第8章 もう一つの神人直接交流=扶?
 第9章 巫師的司祭について
 【タイ編】
 第10章 コン・ソンと童?
 【台湾編】
 第11章 神に選ばれし者=童?
 第12章 問神の儀礼過程と依頼内容
 第13章 陰と陽のシンボリズム―台南市の東嶽殿と玉皇宮
 【中国本土編】
 第14章 現代中国のシャーマニズム
 第15章 中国の童?信仰と類似信仰―東南アジアとの比較において

第二部 童?信仰の多様性の底にある普遍性
 第1章 東南アジア華人社会における童?信仰のヴァリエーション考
 第2章 華人社会の安全弁としての神教
 第3章 〈神〉という形に宿る〈力〉―童?信仰の特質について

関連書籍

SHOPPING ご注文

11,000円+税

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 文庫5周年特設サイト

  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • 寺院コム