新聞掲載広告(2024年9月~) - 2025.08.22
往生際の日本史 人はいかに死を迎えてきたのか
第1部 臨終行儀のはじまり 古代編
阿弥陀仏に裏切られ―『日本往生極楽記』の尼
欠かせぬ鼻毛の手入れ―源信
モノノケに悩まされても―藤原道長
最後は高声で念仏を―後白河法皇
第2部 臨終行儀の展開 中世編
怨霊に祟られて―源頼朝
自分のために腹を切る―津戸三郎為守
妻子は往生の妨げ―北条時頼
死に装束としての晴れ着―恵信尼
来世に託した復讐―楠木正成
第3部 臨終の多様化 近世・近代編
仏ではなく神になる―徳川家康
みんなで一緒に入水往生―『入水往生伝』の尼四人
死顔へのこだわり―宮沢賢治
美しく散るために―アジア・太平洋戦争の戦死者たち
終章 現代人の往生際