日本古代仏教の福祉思想と実践

著者 宮城 洋一郎
出版社 岩田書院
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2018/11/30
ISBN 9784866020600
判型・ページ数 A5・203ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 お取り寄せ
前著『日本仏教救済事業史』(1993)、『宗教と福祉の歴史研究』(2013) を踏まえ、日本古代仏教にテーマを絞り考察。仏教伝来以来、仏教が理解され定着していくなかで、仏教徒が紡いだ福祉思想と実践は、多くのところで人びとの意識のなかに醸成されてきた。
序 章

第一章 憲法十七条の人間観-第十条と第十四条が提示するもの-
 第一節 憲法十七条の概要
 第二節 仏教思想との関わり
 第三節 第十条・第十四条をめぐって

第二章 『日本書紀』における障がい者受容の一齣
 第一節 推古二十年是歳条について
 第二節 障がい者受容の問題点

第三章 行基集団における女性参加
 第一節 歴史資料からみた女性参加の問題点
 第二節 『日本霊異記』行基関連説話の女性像

第四章 光明皇后の福祉事業
 第一節 光明皇后の立脚点
 第二節 『続日本紀』の施薬院・悲田院関連記事
 第三節 正倉院文書にみる施薬院関連史料
 第四節 悲田院をめぐて

第五章 最澄の福祉思想
 第一節 「延暦二十五年太政官符」について
 第二節 『山家学生式』の立脚点
 第三節 福祉思想との関連

第六章 空海と綜芸種智院
 第一節 「綜芸種智院式」について
 第二節 「綜芸種智院式」の特色
 第三節 綜芸種智院と綜芸院

終 章

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