差別の超克

原始仏教と法華経の人間観

著者 植木 雅俊
出版社 講談社
ジャンル 哲学・思想 > 仏教哲学・思想
出版年月日 2018/10/10
ISBN 9784065123416
判型・ページ数 文庫・460ページ
定価 本体1,520円+税
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女性は成仏できない(女人五障)、男性に変じて成仏できる(変成男子)とし、父・夫・子に従え(三従)と唱える仏教には「女性差別だ」と批判がある。しかし釈尊はそもそも、真理に目覚めた者、すなわちブッダには誰でもなれる、と説いたのではなかったか?サンスクリットの原典に立ち返り、仏教本来の「女性観」と、性差別を乗り越える道を解明する。
※原本『仏教のなかの男女観――原始仏教から法華経に至るジェンダー平等の思想』(2004年、岩波書店刊)を改題・改稿
「仏教とジェンダー」研究の略史
仏教の基本思想と女性の平等
原始仏典の溌刺とした女性たち
ヒンドゥー社会の女性蔑視
部派分裂とともに加速する女性軽視
大乗仏教による女性の地位回復
「変成男子」の意味すること
常不軽菩薩の振る舞いに見る男女平等
「善男子・善女人」に見る男女平等
平等の根拠としての一仏乗〔ほか〕

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